赤ちゃん猫の肉球はピカピカ
赤ちゃん猫の肉球はピカピカ
肉球のプニプニした弾力、ちょっとしっとりしたもち肌のような感触、肉球のプニプニを触っているとなぜか心が落ちつくのよね~という、肉球フェチが多く、肉球は猫の身体の人気スポットのひとつになっています。

家の中だけで飼われている猫の肉球はスベスベしていて、それほど硬くなくきれいですが、外で生活している猫の肉球はザラザラしていて硬い感触です。

赤ちゃん猫の肉球は滑らかで色も薄めですが、年齢や暮らしている環境によって肉球の色や感触は変わっていきます。
また高齢になると、色素が沈着し肉球にもシミのような色の変化が出ることがあります。 今回は猫の肉球の秘密に迫ります!


肉球にはそれぞれに名前があります

肉球の正式名称は蹠球(しょきゅう)と言います。
前脚には~

1.掌球(しょうきゅう) :前脚の真ん中にある三つ葉のクローバーを変形させたような大きめの肉球(人間の手にひらに当たる)
2.指球(しきゅう) :掌球の外側に5つついている肉球。手の内側の少し下についているのが親指に当たる。
3.手根球(しゅこんきゅう):掌球の上の離れた部分に一つついている肉球。

後ろ脚には~
4.足底球(そくていきゅう) :後ろ脚の真ん中の大きめな肉球
5.趾球(しきゅう) :足底球の外側についている4つの丸い肉球

肉球の名称(キジトラ&白の猫)
肉球の名称(キジトラ&白の猫)



肉球の中身は?

後ろ脚の肉球
後ろ脚の肉球
肉球の外側は角質層がぶ厚くなったもので覆われていて丈夫ですが、もし怪我をして切れたりすると治すのが難しい部分です。

角質層の下は、脂肪を含んだ弾性線維が網目状になっています。


肉球の色の法則

肉球の色の入り方は、猫によってまったく違いますが、毛の色に準ずる法則があります。実は猫の鼻の色も肉球と同じで毛色によって決まったカラーになります。

例えば白い猫の肉球はうすいピンク色、茶トラは赤みがかったピンク色、キジ猫は焦げ茶色、黒猫は黒っぽい小豆色、といった具合です。
もし、猫の毛が二毛、例えば白と黒だったら、ピンクと黒っぽい小豆色が部分部分で違っていたり、斑模様になっていたりします。
三毛猫(赤・黒・白の毛)肉球は、毛と同じように3色です。


肉球があるからこんなに便利!

・肉球のおかげで、忍者のように音を立てずに歩けます!
爪を自在に出し入れできる猫は、爪を出さないで肉球を盛り上げて歩くことで音を立てずに移動することができます。

・肉球は衝撃吸収クッション
高いところから飛び降りたり、飛び移ったりするときも、肉球がクッションの役割を果たします。

・足元の異変を感じ取るセンサー付
手根球の上には何本かの飛び出したヒゲのような毛が生えていて、これがヒゲと同じようなセンサーの役目を果たします。

・表面のシワと汗をかくことで滑らずに歩けます
肉球の表面には小さなボツボツが無数にありシワのようになっています。また肉球のまわりに汗腺(汗が出る腺)があるので、運動した後や暑いとき、緊張したり怖がったりすると肉球の間に汗をかきます。獲物を狙って静かに歩く必要があるとき、滑りやすい足元が不安定な場所を歩くときなど、肉球の表面のボツボツと汗をかいてしっとりすることで滑りにくく歩けます。

・手先を使ってものを引き寄せたりつかんだりするときにも役に立ちます
肉球を器用に広げたり曲げたりできるので、ものをつかんだり拾い上げたりするとき便利です。

・肉球があるからキレイキレイ
猫は自分の体を舐めてきれいにしますが、直接舌で舐められない場所は手のひら(肉球)を使うことでセルフグルーミングします。


肉球、他の呼び方は…?

車のフロントガラスに猫の足跡が付いていることがあります。ガラス越しに見るとその形はまるで梅の花のよう。。。
猫の肉球のことを「梅の花」とか「桃の花」と呼ぶこともあります。

毛色に準じて色が混ざってます
毛色に準じて色が混ざってます


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。