鉄道の払い戻しで損をしないポイントはここ!

鉄道各社も、払い戻しのペナルティがあります。手数料は210円。バスに比べると半額以下ですが、もう一つの経過期間の計算方法に注意しなくてはいけません。

鉄道は、経過期間を月数で計算します。例えば1ヶ月と数日使った場合は、2ヶ月と計算されてしまうのです。たとえ、1日過ぎただけでも1ヶ月と計算されるので、損です。
例)1月1日から6月30日まで有効の6カ月定期券を2月3日に払いもどす場合
払戻額=6カ月定期運賃-(1カ月定期運賃×2)-手数料210円
2月はたった3日しか使っていないのに、1ヶ月分と計算されてしまいます。

鉄道の定期券は、きっちり2ヶ月、3ヶ月と使いきって払い戻すとムダがありません。続いて、今回の増税ではどのケースがお得なのでしょう?

どれくらいお得?

東京―新橋の定期券の場合
現行  1ヶ月3780円 3ヶ月10780円 6ヶ月18150円
増税後 1ヶ月3880円 3ヶ月11060円 6ヶ月18620円

■3ヶ月定期の場合
例)ちょうど2ヶ月残っているケース。

買い換えずに、増税後も3ヶ月定期を買うと6ヶ月間の定期代は?
10780円+11060円=21840円
1ヶ月のコストは
21840円÷6=3640円


では、1ヶ月経過後、きっちり2ヶ月残ったところで払い戻す計算をしましょう。1ヶ月の定期券代は3780円なので、
10780円―3780円-210円=6790円
と、なります。この6790円は残り2ヶ月分だと考えると、
10780円―6790円=3990円が経過した1ヶ月分のコストです。

さあ、次に増税前の料金で6ヶ月の定期を買うと、経過した1ヶ月+6ヶ月=7ヶ月間の定期代は?

3990円+18150=22140円
1ヶ月分のコストは?
22140円÷7=3162円

つまり、3ヶ月毎に買い替えていた人がナイスタイミングで6ヶ月買えば
1ヶ月に478円半年で2868円お得!

もし、手持ちのお金がなくて6ヶ月分は買わないで、3ヶ月定期に買い直すと・・・・
3990円+10780(3ヶ月定期代)=14770円←これは4ヶ月分
14770円÷4=3692円

ひと月あたり52円お得です。4ヶ月で210円がお得ですね。

例)残りが1ヶ月のケースでは、2ヶ月経過していますので
10780円―(3780円×2)-210円=3010円
と、なります。この3010円が残り1ヶ月分だと考えると、経過分の
10780円―3010円=7770円が経過した2ヶ月分のコストです。1ヶ月分のコストは?
7770円÷2=3885円
残念ながら、買い替えた方が割高になってしまいました。

例)3ヶ月定期をそのまま使い、増税後に6ヶ月定期を買うケース
10780円+18620円=29400円←9ヶ月分
29400円÷9=3266円
3ヶ月定期を使っている間に、残り2ヶ月あれば6ヶ月定期に買い替えたほうが若干おトクです。

■6ヶ月定期を買った場合
例)6ヶ月定期を買った人が、買い換えず増税後に6ヶ月定期を買った場合。
18150円+18620円=36770円←12ヶ月分
1ヶ月のコストは
36770円÷12=3064円

例)6ヶ月定期を買った人が、3ヶ月後6ヶ月定期を買った場合。
18150円―10780円-210円=7160円
18150円―7160円=10990円←3ヶ月分
1ヶ月のコストは
10990円÷3=3663円

もともと、6ヶ月定期は割引率が高いので、払い戻しをすると経過分を割引率の低い3ヶ月定期や1ヶ月定期の料金で計算されるため、ソンなのです。念のため、料金の高い定期で計算しても同じ結果でした。

増税前、定期券のまとめ!

バスは買い換えない。そもそも、定期がトクか考えよう!
・鉄道の定期は、3ヶ月定期を買っている人は、増税前に残り期間をきっちり2ヶ月残して、6ヶ月定期に買い換えるとお得!


3月は駅の窓口も混み合います。試算や相談などは、窓口のすいている時間にするか、お客様センターなどに電話してみましょう。いずれもできるだけ早めに確認するのがいいですね!

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