通販・ネットショッピングの活用法/通販・ネットショッピングの基本テクニック

あやしいネットショップを見分ける5つの方法

偽サイトを見分ける5つの方法。どれかひとつでもあてはまる場合には、事前に問い合わせてみるなど慎重に購入しましょう。

遠藤 奈美子

執筆者:遠藤 奈美子

通販・ネットショッピングの活用法ガイド

ショップURLが正規のものか確認して

ショップURLが正規のものか確認して

偽のショッピングサイトが増えています!

人気通販サイトをそっくりそのままコピーして商品代金をだまし取る、偽のショッピングサイトが急増しています。偽サイトだと気が付かないで利用して、IDやパスワード、個人情報を不正に取得されたり、代金を振り込んでも商品が届かない、偽の商品が送りつけられるなどの被害が出ています。これまではブランド品や腕時計など単価の高い商品を狙った詐欺が多かったのが、最近では1万円以下の少額商品の詐欺も増えています。次のうち、どれかひとつでもあてはまる場合には、事前に電話で問い合わせてみるなど、慎重に購入しましょう。


■日本語が不自然
詐欺サイトの多くが、日本人をターゲットに海外で作られています。自動翻訳ソフトなどが使われているため、会社概要や商品説明などに書かれている日本語の表現がおかしい、漢字が間違っているなどのケースが多く見られます。「休業日:365天受付」「三日か五日届きます」など、少しでも不自然な日本語表記があれば、要注意です。

■価格が安すぎる
ブランド品が8~9割引など格安で売られていたり、他のショップでは売り切れている人気商品を取り扱っている場合などは、安さに飛びついてすぐに購入しないよう気を付けましょう。日本人がよく検索する人気商品などを分析して、その商品を掲載する頭脳犯も多いようです。

■クレジットカード決済が使えない
支払方法が銀行振り込みしかない場合には注意が必要です。カード決済や代引きなどの後払いが選べるショップを選びましょう。ショップがクレジットカード決済を導入するためには、決済代行会社の審査を通過する必要がありますので、カードが使えるかどうかをひとつの判断基準にするといいでしょう。

■振込先の口座名義が個人名
さらに、振込先の口座名義が個人や外国人名の場合には要注意です。個人名義の口座には絶対に前払いしないようにしましょう。ショップや運営会社の名称と口座名義が違う場合にも気を付けた方が良いですね。サイト上ではクレジットカード決済可と書かれていても、後からメールでシステムトラブルなどを理由に振り込ませるケースもあるようですので、注意が必要です。

■連絡先の記載がない
会社概要の住所が不明瞭だったり、電話番号が記載されていないショップでは購入しない方が良いです。記載されている住所を検索したら人も住んでいないような山の中だったというケースもあります。問い合わせ先のメールアドレスが無料で使えるフリーメールの場合にも要注意です。ただし、最近増えている偽サイトでは、実在する会社やショップの住所や電話番号をそのままコピーして使っている場合もあるので、書いてあるから安全だと思わないようにしましょう。


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