結婚式・披露宴の準備/結婚式のお呼ばれマナー

【関係・式場別】結婚式のゲスト和装コーディネート

フォーマルなら着物を一式持っているという方は多いので、結婚式は和装にチャレンジしやすい場。しかし、式場の雰囲気も多様になり、着こなしのハードルが上がっていて悩んでしまう。ゲストの和装推進のため、着物好きなガイドがコーディネートのコツについて着物のプロにお聞きしてきました。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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着物は洋服に比べて貸し借りがしやすい。お母さんや姉妹の着物を着てみては。

和装を楽しむ人が少しずつ増えていますよね。かくいうガイドも着物好き。頻繁に着るのはなかなか難しいものの、結婚式に列席する際の和装率は高いほうだと思います。普段着はなくても、フォーマルなら一式持っているという方は多いので、結婚式というのは意外と和装にチャレンジしやすい場なんです。

着席スタイルのパーティなら、動き回る頻度も少なくてすむので、着慣れていなくても着崩れはしにくい。せっかくだからウェディングのお呼ばれに着物で行ってみようかな、と考えている方、ぜひぜひチャレンジしてみてください!

着物のよさは貸し借りがしやすい点。着物本体はもちろんのこと、帯をはじめとする小物はサイズが一定なので誰でも使うことができます。自分で着物を持っていなくても、お母さんが持っているという方は多いはず。初心者ならまずはそういった着物を借りて着てみてはいかがですか?


フォーマル和装の基本ルール

まず、結婚式での着物の装いのルールについて見ておきましょう。

●友人、会社上司、同僚の場合
既婚者は訪問着(付下げ)、未婚者は振袖が正装とされています。
30代なら未婚者でも訪問着でOKです。
紋付の色は無地でもよいとされていますが、無地の着物は落ち着いたイメージが強くなってしまう可能性が高いので、帯や小物のコーディネートで華やかさを添えましょう。

●家族、親族の場合
既婚者は黒留袖が基本ですが、若い女性は色留袖や訪問着でもOK。
未婚者であれば振袖が正装であり、新郎新婦との関係的にもぴったりな装いです。しかし、年齢が上がって振袖はちょっと……ということであれば、色留袖や訪問着でも構いません。
従姉妹などの関係の場合も、姉妹と同様に考えれば大丈夫です。

≫次ページからコーディネートについて見ていきましょう。

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