■作品名 『ロートレック荘事件』

■作家名 筒井康隆

■おすすめポイント・読みどころ

SF作品も多い筒井康隆さんの著作「ロートレック荘事件」は、森の中にある別荘で起きる殺人事件というクラシックな推理小説です。作品全体に張り巡らされた大きな仕掛けはさすが…と唸らされる面白い作品です。

【物語は…】

画家のロートレックの作品が飾られている森の中の別荘「ロートレック荘」。

別荘の持ち主である実業家の木村夫妻は、仲良しの青年や美しい娘達など素敵なゲストを招いて、楽しいバカンスの日々を過ごしている。

ところがある日、突然二発の銃声が突然鳴り響き、夫妻の娘の友人が殺されたことを皮切りに、戦慄の殺人が始まる…





古いお屋敷で、殺人事件が起こるというクラシカルな雰囲気のストーリーです。

でも、そこはやはりSFや幻想的な文学を得意とする筒井康隆氏。

殺人の動機は?アリバイのない人は?犯行が可能な人は?…と推理小説をひも解く際のセオリーに従って展開を先読みしながら読んでいると、それを予想しているかのように可能性を否定される展開に。

最初から大きな仕掛けがされているので、見事に作者の罠にはめられてしまいます。

まるで迷宮に迷い込んだかのようにわけがわからなくなりながら、最後の種明かしで大きなトリックを仕掛けられていたことに気がつき衝撃を受けます。

大きなる先入観によって導かれる結末…面白い裏切られ方でした。





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