飲み会の定番「お酒の話題」にご用心

飲み会での定番の話題として、お酒にまつわるものがあります。「お酒はよく飲むの?」「普段はどんなものを飲んでいるの?」「過去のお酒の武勇伝は?」といった話題は、飲み会の鉄板ネタと言えるでしょう。ですが、お酒にまつわるキーワードは、印象形成に強い影響を与えてしまいます。

前のページのクイズに出てきたAさんとBさんの例を思い出してみましょう。「お酒が好き」「毎日飲む」というキーワードから、どんな印象を受けますか? 「たしなむ程度」というキーワードではどうでしょうか。飲める派の人はつい酒豪ぶりを話してしまいがちですが、これも印象形成ではグレーの話題だと言えるでしょう。

なかなか難しいお酒の話題の必勝法は、「質問する側」になること。質問を振られた場合でも、手短に答えて質問で返すテクニックがお勧めです。

例)「お酒で失敗したエピソードとかないの?」
「降りる駅を寝過ごしたことなんかはありますけど……、もしかして先輩はなにかエピソードがあるんですか?」

お酒での失敗談はその場が盛り上がるという効果はありますが、一度ついてしまった印象を払拭するのは難しいものです。情報開示は後からでもできるので、話し過ぎないようにするのがベターです。

お酒の席でOKな話題とは?

人は相手の意外な一面を知ると好意をもちやすくなると言われています。飲み会は普段はしないようなプライベートな話題をしやすい雰囲気ですので、うまく活用するといいでしょう。

例えば、子煩悩、犬好きであるといった話題は、暖かい人柄の印象を持たれやすいですし、読書が好きといった話題であれば知的な印象を持たれやすくなります。

日本には自分を下げて相手を上げる、といった会話が息づいていますが、印象形成の面からみると要注意。自虐ネタはほどほどにしましょう。

安全なのは、食べ物の話、季節ネタといった当たり障りのないトピック。忘年会であれば「今年の10大ニュース」、新年会であれば「新しい一年の目標」といった話題もいいでしょう。

話下手な人や、つい余計なことを話してしまいがちな人にお勧めなのは、無難な話題で聞き手にまわる作戦です。「今年の10大ニュースはなんですか?」という感じで話題を提供し、自分は聞き手に徹しましょう。この時、驚く・笑うといったリアクションをいつもより大きめにすると、飲み会らしい、くだけた雰囲気になります。

お酒の席では、人間関係の距離が縮まります。話題で損しないよう心がけ、上手に活用してください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。