待望の映画がいよいよ2月7日に日本公開!

レースファンが心待ちにしている映画『ラッシュ/プライドと友情』(原題:Rush)がいよいよ2014年2月7日(土)より公開となる。
ラッシュ

映画「ラッシュ/プライドと友情」
(C)2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.

この映画は「アポロ13」「バックドラフト」「ビューティフル・マインド」などの名作を世に送り出したアカデミー受賞監督であり、人気テレビドラマ「24」では制作総指揮(プロデューサー)を務めるロン・ハワードが監督を務めたヒューマンドラマ作品。巨匠の手がけた同作は、海外で非常に高い評価を受け、2013年末に発表されたゴールデン・グローブ賞で2部門(作品賞/助演男優賞)にノミネートされるなど、この冬、映画の賞レースでも話題を振りまいている。

2月7日(土)から公開される劇場は、全国のTOHOシネマズ、109シネマズ、イオンシネマ、ユネイテッド・シネマ、MOVIXなど。錚々たるラインナップの映画館での公開が続々と決定している。公開劇場はコチラ

ここ最近、モータースポーツやレースを扱った映画というと、ミニシアター系で期間限定公開という作品が多く、大都市の小規模な映画館に時間を合わせて足を運ばなければならなかったが、「ラッシュ/プライドと友情」に関しては異例中の異例とも言える数の劇場が公開に踏み切った。

レース映画としても最高傑作だ!

公開に先駆けて試写で「ラッシュ/プライドと友情」を見せて頂くチャンスに恵まれた。見終わった後、今まで感じたことのない興奮に心と体が震えてしまった。

ロン・ハワードが作り出すレースシーンの素晴らしさは一級品だ。まるで自分がレースの現場に居るような錯覚にとらわれ、試写中に自分の拳を握り、思わずガッツポーズしそうになってしまった程だ。これは誇張でも何でもない。本当に驚いてしまうが、サーキットで見るレースそのものと同じ興奮を味わう事ができたのだ。
ラッシュ

映画「ラッシュ/プライドと友情」
(C)2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.

これまでレースをテーマにした映画やテレビドラマはいくつもあったが、ドラマ性に重点を置くあまり、モータースポーツファンの視点からすると「それは、本当のレースの世界ではありえない!」と興ざめどころか怒りを覚えて2度と見る気にならない作品が大多数だったが、「ラッシュ/プライドと友情」は全くそんな感情にはならないリアリティ溢れる作品だった。もちろん、マニアな見方をすればツッコミどころが少しあるのは事実だが、それは相当なマニアで無ければ不自然に感じないレベルだと思う。逆に、「可能な限り忠実に描いてくれて、ありがとう」と感謝の気持ちを述べたくなるに違いない。「レース映画の最高傑作だ!」と言い切ってしまおう。

もちろん、忠実にレースが描かれたのには理由がある。映画「ラッシュ/プライドと友情」は1976年のF1グランプリで実際に起こった実話のストーリーであるためだ。史実に基づいた作品を数多く手がける脚本家ピーター・モーガンが究極のリアリティで実話を現代によみがえらせてくれている。この映画はモータースポーツファンにぜひ「信頼して」見て頂きたいヒューマンドラマである。

実話とはいえ、舞台は1976年。ガイド(筆者)もまだ赤ん坊の時代であり、リアルタイムでこのレースを見た、読んだ人はもう50歳以上の年齢になっているだろう。この映画は、その史実を知る人は熱い感情を思い起こし、知らない人は「こんな結末があったのか」と伝説的な実話に驚くことだろう。

今回の記事では、ストーリーの結末には触れず、映画「ラッシュ/プライドと友情」を見る上で、学んでおくとさらに楽しめるF1のエッセンスをご紹介しよう。