収納/10分でできる片付けテク

片付けられない! 悩み5パターンと解消法

片付けられない悩みの5パターンと解消法をご紹介いたします。きれいにしたいと思っているのに、どうにも部屋がスッキリしない。実際にやろうと思っても、面倒だからやっぱりそのままというのが本音。でも今度こそは! と心を入れ替えたいあなたはどのパターン?

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

片付けられない悩みの5パターンとは? 解消法を紹介!

片付けられない悩み

片付けられない悩み

片付けに費やす時間と手間、部屋の収納事情、家族の協力関係など、片付けの環境は人それぞれに違います。でも、大事なことは自分の状況を理解して、片付けやすい条件を見つけていくこと。片付けと上手に付き合っていけるようになりましょう。
   

1.つい出しっ放し

「どうせまた使うから」と、鍋や食器、靴などが出しっ放しになりがち。気付けば家中が雑然としているというケースは、片付かない悩みの中でも特に多いパターンです。

「引き出しや戸棚にしまうと、いちいち出し入れするのが面倒になる」。その理由は分からないでもありません。繰り返し使うモノであれば、むしろしまわないというのも良い解決法です。ただし、無雑作に放置するのではなく、場所を決めて適切な方法で整理しておきましょう。
100均グッズの活用

100円ショップのA4トレイ、フックを使って今すぐ解決

調理道具なら壁に吊るす、ツールポットに差しておく。ふだん使いの食器は収納ケースにひとまとめにする。靴は爪先を揃えて並べる、ラックを使って数足置けるようにする。こういった手間の数の少ないしまい方にして、出しっ放しを予防します。
 

2.つい買い込む

「安いから」「ないかもしれない」「あると便利かも」と、日用品や食品などを買ってきてしまうケース。持ち帰っても、置き場所がなくて戸棚から溢れてしまうという、過剰ストックで片付かないパターンです。

このケースでは、空いている場所を見つけて、バラバラにストック品を置いているため、手持ちの数が分からない。そのせいで、何となく「ないかも」という気持ちで買い物をしてしまいがちです。また、使いたいときに見つからないモノがあると、買って済ませることがたび重なって、モノが増えて片付かなくなります。
食品や日用品のストック法

大きな収納スペースがないときは、洗面所・キッチン・廊下収納などを使って種類別にまとめ置き

そんな負のスパイラルから抜け出すには、買い置き品を点検することから始めましょう。洗剤、缶詰、電池といったアイテムごとに集めてから、在庫リストを作って目につく所にピンナップ。まずはどんどん使って、在庫の数が1~2くらいになったら、次を買い足すというサイクルに切り替えます。
 

3.苦手だから仕方がない

「いざ片付けようと思っても、どこから手を付けたらいいか分からない」「やってはみたものの上手くいかなくて中途半端」と、諦めているケースもよくあります。

なかには、本や雑誌を参考にしているのに何故片付かないの?と思う人も。そのケースでは、「そうだ、苦手だしセンスもないし」と自分なりの結論を出してしまうのです。でも、いきなり雑誌と同じようにできるわけではありません。結果ばかりを追い求めていると、やり始める前に疲れてしまいます。また、理想が高すぎても辛くなるばかりです。
散らかりやすい所で使う収納用品

テーブルまわりが散らかりやすいときには収納ワゴンを使うのも一つの方法。洗面台は毎日使う道具だけにしてトレイで整頓

いっぺんにやろうとせずに、優先順を決めて少しずつ進めていくことが大切。毎日必ず使う洗面台、身近なテーブルの上など、取りかかりやすい所から始めましょう。どこか一カ所がきれいになると、張り合いが出てきます。そして、きれいな所を徐々に広げていくつもりで、焦らずに片付けていきましょう。
 

4.クローゼットがいつも満タン

「クローゼットから服が溢れるのは、しまい方が悪いから?」と、無理やり詰め込む方向で努力してしまう。収まらなければラックを買い足して、収納だらけになって部屋が狭苦しくなるというパターンは、男女を問わず陥る困ったパターンです。

ワードローブのスタイリストさんいわく、「コーディネートしにくい服に合わせようとして、合わせにくい失敗服が増える」そうで、その失敗パターンがクローゼットにも現れているのかもしれません。そもそも、手持ちの服が把握できていないという、その根本から解決する必要があります。
クローゼット収納は8分目に

クローゼットの広さを目安に、無理なくしまえる分量まで減らしたい。選びやすく出し入れしやすく!

シーズンの変わり目には、クローゼットの中身を点検。トップス、ボトムス、コートなど、アイテムごとにクローゼットから取り出して、どんな服があるのかを目で見て確認しましょう。持っていることすら忘れていた服、何年も着る機会のなかった服、古びた服、合わせにくい失敗パターンの服などは潔く処分します。迷った服は鏡の前で試着して、出番があるかどうかを厳しくジャッジ。クローゼットに余裕のスペースが生まれるまでは、買い物を控えましょう。
 

5.仮置きが吹き溜まりに

「とりあえず」のつもりで、カウンターの上や床の上に置いたつもりだったのに、いつのまにかモノが山盛りに溜まっているというケース。多かれ少なかれ、ついやりがちな行動パターンです。

郵便物、チラシ、プリントといった紙モノ、買ってきたばかりのDVDや書籍などが何となく溜まっていきます。あとで読もう見よう、しまう場所を見つけようと思っているうちに、次々とモノが増えやすい場所がリビングダイニング。家族それぞれが、似たような行動パターンをとっていれば、いつも雑然とした状態になってしまいます。
部屋で使えるキレイな収納グッズ

室内で整理することを考えて見た目の良い道具を使いたい

とりあえず置きたいモノを、無理に排除する必要はありません。仮置きする範囲と期間を決めればよいのです。たとえば、仮置き用のファイルボックスを一つ用意して、そこが満杯になったら中身を整理する。あるいは、週1回のペースで中身を空にする。そんなルールを決めておくだけでも、気持ちが楽になります。

毎日片付けるのが無理なら、週末にここだけ片付けると決めて取りかかりましょう。気持ちに負担がかからない程度に、続けられるやり方を見つけましょう。忙しいいあなたは、時短につながるグッズを取り入れてみてはいかが?節約派のあなたには、定番の100均グッズをおすすめします

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