ワーキングホリデービザの全発給数(約2万)のうち、その半数はオーストラリアが占めています。もちろん、ビザの発給制限が無いという背景もありますが、毎年約1万名もの若い人がオーストラリアへワーキングホリデービザで渡航しているのです。


オーストラリアのワーホリはなぜ人気か?

シドニー

シドニーのベイエリア

オーストラリアは世界的に見て、親日的な国のひとつであることは間違いありません。それには1980年から始まるワーキングホリデープログラムの目的である「異文化の相互理解」が有効に作用し、現在のような関係の構築に寄与したとも考えられます。いわば、この30年でオーストラリア人が日本人の特性を理解してくれたということです。

仕事をきちんと行う日本人は、好意をもって現地で迎えられており、パートタイムで受入れてくれる職場も他国と比べると多いと言えます。


セカンドワーキングホリデー制度で2年間滞在可能

現在では、オーストラリアでのワーキングホリデーを2年間に延長できる「セカンドワーキングホリデー」制度が運用されています。これは、政府が指定する過疎地域で延べ3ヶ月間以上、指定された仕事に従事した場合にワーキングホリデービザの1年間延長(または2回目のワーキングホリデー)の申請が認められるという制度です。

この制度の対象となる地域と業務は限定されていて、オーストラリア政府のサイト「Australian Job Search」で探すことができます。


過疎地での特定作業とは?

指定されている代表的な仕事を羅列すると…

農作業、農作物の製造や加工、畜産や酪農、乳製品製造、真珠採取・養殖に関する作業、プランテーションや森林での伐採・輸送、金属・非金属の鉱石採掘、建築現場での作業

などと、かなりの肉体労働を連想する言葉が並びます。

実際、体験者に話しを聞くと、労働環境や作業量においてとても厳しい現実が待っているようです(そうはいうものの、その大変さが自分のためになったとも言います)。

これらのなかで一般的な作業は、フルーツピッキングと呼ばれる作業でブルーベリーやぶどうなどを収穫を手伝います。

こうした場所で手っ取り早く稼ごうと考えるのは、何も日本人ばかりではなく、同じくワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアに来ているヨーロッパの若者にも人気となっています。
同じ苦労を共有したあとだからこそ、絆が深まったりするようで、海外の友人作りに役立ったという声もあります。

次のページでは、オーストラリアで経験できる仕事についてです。