最も多い輸入国はアメリカ

輸入住宅に使われている部材は、資材別またはパッケージでいろいろな国から輸入されています。一番割合が大きいのはアメリカで4割以上を占めます。次にスウェーデンとカナダがそれぞれ約15%ずつで続きます。そのほかには、デンマーク、オーストラリア、ニュージーランド、フィンランドなどから輸入されている部材もあるようです。

北米スタイルと北欧スタイル

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輸入住宅は年間1万戸近い数が建築されています
輸入住宅は、部材の輸入先によって、外観デザインや工法、装飾などが少しずつ違ってきます。前述のように、輸入国はアメリカやカナダなど北米地域が最も多く、次いでスウェーデンやデンマークなど北欧諸国が多いことから、輸入住宅は、大きく北米スタイルと、北欧スタイルに分けられます。

●北米スタイル・2×4(ツーバイフォー)工法
北米スタイルの住宅は、ほとんどが2×4工法で建てます。2×4工法は、規格材である約2インチ×約4インチの部材と合板を使って壁(パネル)をつくり、6面を箱のように組み上げます。枠組み壁工法とも呼ばれます。

北米スタイルは、ヨーロッパ大陸からアメリカやカナダに移り住んだ人たちの住まいが基本なので、イギリス風、フランス風、スペイン風と、さまざまな国の特徴を持った外観デザインの住宅がありますが、ラップサイディングに代表されるアーリーアメリカンのようなデザインも根強い人気があります。

●北欧スタイル・パネル工法
冬が長く自然環境の厳しいスウェーデンをはじめとする北欧のスタイルを採用したタイプです。どちらかというと、北米式より断熱材が厚く、窓も三層などを標準としている住宅メーカーが主流です。重厚感がありながら、素朴さを感じさせる暖かみのあるデザインが人気の秘密のようです。

工法はパネル工法を採用しているところが多く見られます。パネル工法とは、基本的な構造は2×4と同じですが、あらかじめ工場で生産した壁パネルを現場に持ち込んで組み立てます。

●丸太組構法、ポスト&ビーム
そのほかに輸入住宅を建てるときの工法としては、ログハウスに見られる丸太を積み上げていく丸太組構法、在来工法と同じように柱や梁で支えるポスト&ビーム(ディンバーフレームとも呼ぶ)などで建てる輸入住宅もあります。

このように、輸入住宅とひとくちに言っても、外観デザインも工法も、部材の輸入国もさまざまです。輸入住宅を検討している人は、その会社の施工例をよく調べ、自分のイメージに合った家を建ててくれる会社かどうかを確認してから、契約することをおすすめします。

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