10代半ばの彼女が製作した1stアルバム

■アルバム名
First Love

■アーティスト名

宇多田ヒカル

■おすすめ理由

1999年3月発売の宇多田ヒカルさんのファーストアルバムです。デビューシングルから4か月後に発売されましたが、800万枚以上の売り上げを記録する大ヒットアルバムとなりました。

このアルバムには1stシングル「Automatic/time will tell」、2ndシングル「Movin' on without you」、3rdシングル「First Love」(本アルバム発売後にシングルカット)を含む11曲が収録されています。この3曲を聴けるだけでもアルバムを購入する価値があると思わせます。

ジャパニーズR&B爆発的ヒットのきっかけ

10代半ばの宇多田ヒカルさんが作詞・作曲を手掛け、ボーカルのみならずコーラスまでこなしてしまうという天才肌ぶりには度肝を抜かれました。発売されたのは16歳になってからですが、製作期間を考えると彼女は15歳でこのように数々の素晴らしい曲を作っていたのですね。

ニューヨークで生まれ育ったという彼女は、音楽プロデューサーの父と歌手の母を持つ、特別な家庭環境が彼女の才能を目覚めさせ、育てたことには間違いないでしょう。しかし、このアルバムを聴いているとアメリカのR&Bとは違うセンスの持ち主であることが感じられます。

メロディに乗せる歌詞の置き方が日本人離れしていると感じますが、メロディラインやコード進行はアメリカの曲とは全然違います。アメリカの曲はシンプルなメロディが多いですが、日本の曲には凝ったものが多いと思います。だからこそ、宇多田ヒカルさんの作る曲は日本人の感性に合うのでしょう。

聴けば聴くほど「すごい」と思わせる

どの曲も10代半ばで書いたとは思えないような歌詞にメロディです。心理描写も見事で、日本語と英語のバランスもいい。大人から子供までが彼女の曲に魅了されたからこそ、爆発的なヒットにつながったのでしょう。

2枚目以降のアルバムも秀逸が続きますが、宇多田ヒカルさんの曲を聴くなら「First Love」というアルバムは外せない!と断言しても過言ではない素晴らしい作品です。




※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。