クリス・トーマスとニック・ロウをプロデューサーに迎えた名盤

■アルバム名
愛しのキッズ

■バンド名

プリテンダーズ

■おすすめ理由

クリッシー・ハインドは1951年生まれのアメリカ人ですが、20代前半に渡英してロンドンで音楽ライターとして生活を始めます。
元々彼女はニック・ロウからギタリストとしてバンドに誘われるのですが、それを断って自らフロントに立てるバンド結成に向け、リアル・レコードの社長兼マネージャーのデイヴ・ヒルに紹介された三人組と共にプリテンダーズに至ります。
1980年にファースト・アルバム「愛しのキッズ」を発表し、クリス・トーマスとニック・ロウをプロデューサーに迎え、発表と同時に全英NO.1に輝く名盤となります。

当時はニュー・ウェーヴが台頭した時代でもあり、パンキッシュで溌溂としたギターサウンドは、ただ尖っているだけではなく、どこかポップ感や哀愁さもあり、独特な路線を築きます。
女性ヴォーカルといえば、ジャニス・ジョプリンやパティ・スミスのように、男社会を生き抜く逞しさを連想させますが、クリッシーは母性的な魅力も歌詞に綴じ込めています。

実生活でもキンクスのレイ・デイヴィスとのロマンスの末に娘を出産したり、バンドの結成当初のメンバー二人を薬物死によって失う等、波乱万丈な事にも巻き込まれますが、メンバーを再編成し続けていきます。




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