ライヴ時の白熱さは伝説的だったスーパーバンド

■アルバム名
クリームの素晴らしき世界

■バンド名
クリーム

■おすすめ理由
1968年に発売されたクリームの3作目、フェリックス・パパラルディのプロデュースの下に完成し60年代ロック界に衝撃を与えた傑作です。
スタジオ録音とフィルモア・イースト・ライヴの2枚で構成されています。

言わずと知れた名ギタリスト、エリック・クラプトンと、グラハム・ボンド・オーガニゼーションに所属していたベーシストのジャック・ブルース、ドラマーのジンジャー・ベイカーから成るトリオ編成。
各々が英国の音楽シーンでは既に名が売れていた為、この3人のバンド結成は、当時の「スーパーバンド」としての異名を取りました。

元々はジンジャー・ベイカーがクラプトンに声を掛け承諾されたのですが、自分がバンドに入る交換条件として、ジャック・ブルースを迎え入れるというものでした。
ジャックとジンジャーは同じメンバーでしたが不仲で知られ、この条件は寝耳に水のような状態だったとジンジャー本人は後々述べています。
しかしプロ・ミュージシャンとしての各々の力量は、当時のロンドンでは有名、たちまち人気を博します。
たった3人の編成ながら即興演奏も踏まえた長尺プレイも得意とし、ライヴ時の白熱さは伝説的なものとなっています。

このアルバムには当時の彼らのヒット曲が数曲あり、誰しも一度は聴いた事があるものばかりです。
特にライブ盤は個性派3人によるインタープレイの凄さが実感できます。
リーダ―性を置かず個人が凄過ぎた故に破たんしたバンド、正式な活動期間はわずか2年半でした。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第66位にランクされています。



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