子どもへのかかわりの順番はペース&リード

クローバーに子どもの足

お子さんに声をかける順番が逆になるだけで、大変なことに!効果的な声かけの順番とは?

自己主張が始まった子どもへの関わり方で大切なのは、ペースを合わせてからリードするという順番を守ること。この順番が逆では上手く行きません。

ありがちなのは、お友達におもちゃをとられて泣いている子どもに「ほら、こっちのおもちゃもあるよ。」という声かけ。これは、リードのみの関わりになります。この声かけでは、子どもの残念な気持ちはケアされていません。さらにママにその気持ちをわかってもらえなかった悲しさから、泣く時間が長くなるのです。

もしここで、「おもちゃをとられて嫌だったんだね」と十分に子どもの気持ちに寄り添いペースを合わせたとしたらどうでしょう? 子どもは気持ちを受け止めてもらい、ママにわかって貰えたことに満足します。そして満足した子どもにとって「こっちにもおもちゃがあるよ」というママからの声かけは、「提案」として受け入れやすい物になっていきます。

今までママの言うことだけ聞いていた子どもたち。そんな彼らにとって「自分にも意思がある!」と主張できることは、大きな喜びです。と同時に、コントロールできない気持ちと折り合うのは、子ども自身にも負担がかかります。その気持ちを受け取ってもらわないことには、子どもは前に進むことができないのです。

かといって、子どもの言いなりでは良くないですよね。気持ちを受け取った後は、しっかり内容の良い悪いを伝えたり、「これはこういうものなのよ」と説明をしましょう。成長に伴って出来るようになってほしいことを、声かけの中に織りこむことも忘れずに。子どもの理解度や月齢に合わせて伝えていけると良いですね。