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卓球に青春をかける高校生の物語 『ピンポン』

ペコとスマイルの幼なじみ2人が、卓球のインターハイ県予選を中心に描かれます。それぞれのキャラが立ち、そこに松本大洋の絵のタッチが一層深みを与え、単行本わずか全5巻とは思えない奥の深い作品となっています。人間模様もよく描かれていて、卓球をそんなに知らない人でもじゅうぶん楽しめます。

投稿記事

卓球を知らない人でも楽しめる奥の深い作品

■作品名
ピンポン

■作者名
松本大洋

■巻数
全5巻

■おすすめ理由

「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)に1996年から1997年まで連載された、
松本大洋の作品「ピンポン」です。

物語は、星野裕(通称:ペコ)と月本誠(通称:スマイル)の幼なじみ2人が主人公となり、
インターハイ県予選を中心に描かれます。

卓球は強いけど才能に自惚れ、プレーも生活も雑なペコ。
才能はあるのに無口で引っ込み思案で変わり者で、才能を出し切れていないスマイル。
クールでスタンスを常に崩さない、高校卓球界の王者、風間竜一(通称:ドラゴン)。
傷ついた天才中国人選手、孔文革(通称:チャイナ)。

彼らが様々なことを乗り越えながら、互いにインターハイを目指します

それぞれのキャラが立ち、そこに松本大洋の絵のタッチが一層深みを与え、
単行本わずか全5巻とは思えない、奥の深い作品となっています。

人間模様もよく描かれていて、卓球をそんなに知らない人でもじゅうぶん楽しめます。

2002年には脚本宮藤官九郎で映画化されています。


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