夕暮れから日が落ちるまでに見られる不思議な風景

 

 

 

 

■撮影時期
2012年11~12月頃

■撮影場所
ヴェネツィア (マルゲーラ港)

■おすすめポイント
マルゲーラとは、ヴェネツィアの島に対して大陸側にある工業地帯です。一時期はヨーロッパ有数の規模の工業地帯、港として栄えましたが、その一方でヴェネツィア周辺の海の環境汚染、地盤沈下の一因ともなり、その意味ではあまりよい印象の持たれている場所ではありません。

しかし、夕暮れからほぼ日が落ちてしまうくらいの時間帯には、なんとも不思議な風景を見せてくれます。
写真は、一枚はヴェネツィアと大陸側を結ぶリベルタ橋の上から、もう一枚はラグーナにある島から撮影したものです。

さて、日が暮れてくると、工場群の細部はシルエットだけになり、夕暮れの空に浮かび上がってきます。そのシルエットが工場の光や背の高い煙突と一緒に、暗くなった海面に鏡写しになっているさまは、どこか現実離れしていて、まるでSF映画に登場する近未来都市のようです。
リベルタ橋で見える風景は、動く列車や車の車窓からなのでじっくり見るものではないのですが、島内の古い街並みを思うと、不思議な時間旅行を体験しているようです。


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