韓国初のヨーロッパ西欧建築

 

 

ソウル市庁舎の隣りに建ち、市街地からのアクセスが抜群であるため、李氏朝鮮王朝が建てた五大古宮の中で最も訪れる人が多いのが徳寿宮(トクスグン)です。1470年に李朝第9代王の成宗の兄である月山大君の邸宅として建造された慶雲宮を前身としています。

徳寿宮は、近代的なビルが聳え立つビジネス街にあり、歴史的な古宮でありながら現代のソウルのオアシス的な存在となっています。世界各国からの観光客ばかりではなく、平日の昼休みにはサラリーマンがのんびり散歩している姿や、休日にはファミリーで寛いでいる姿をよく見かけます。

広大なエリア内に、大漢門、仁化門、中和門、中和殿、昔御堂、徳弘殿、咸寧殿、静観軒、即祚堂、浚明堂、英国式庭園、仰俯日、石造殿、石造殿別館、光明門、布徳門などが残っています。

徳寿宮が他の古宮がもっていない特徴の一つが、宮の中にヨーロッパ風の建築物があることで。石造殿はルネッサンス様式で、1909年に建造されたもので、韓国初のヨーロッパ西欧建築と言われています。

 

 

 

 

日本との関りも深く、1907年に締結された日韓保護条約は、徳寿宮の中で調印されました。1392年に始まって以来、500年以上もの長い期間にわたって朝鮮半島を治めた李氏朝鮮の波乱万丈の歴史が、徳寿宮に刻み込まれていると言えるのかもしれません。

月曜日の除き、毎日21時まで開園しているため、自分の旅程に合わせて、ふらっと立ち寄ることができます。

■徳寿宮

住所:ソウル市中区太平路58
TEL:02-771-9951
営業時間:9:00~21:00
定休日:月曜日
HP:www.deoksugung.go.kr/

※データは記事公開時点のものです。

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