巨大でありながらも均整のとれた構造美の宮殿

 

 

北京の旧市街地のほぼ中央に建造された巨大な宮殿が紫禁城です。明、清時代には中国を統治した皇帝が政務と私生活を行うところでしたが、現在は「故宮」とも呼ばれ博物館として公開されています。

紫禁城はとにかく巨大です。広大な中国大陸の領土を治めた皇帝の宮殿だから、当然といえば当然です。南北約960メートル、東西約760メートル、面積約72万平方メートルの敷地面積が、高さ約10メートルの厚い城壁で囲まれています。城壁の外周には幅50mあまりの堀がめぐらされています。

 

 

 

 

東西南北の四面には城門を構えていますが、南の午門が参観者の入口となり、北の神武門が出口となっています。午門と神武門が結ぶ南北の中軸線を基準として、左右対称に夥しい数の宮殿建築が建造されています。黄釉の瓦の屋根に赤い壁で統一された建造物には目を見張ってしまいます。柱や梁の表面には様々な文様や彫刻が施され、中国4000年の歴史が、ここに凝縮しています。

とにかく広いため、一度中に入ってしまうと、なかなか出られません。紫禁城を見学するならば、それ相応の覚悟と時間が必要です。残念なことに、紫禁城の中に入ってしまうと紫禁城の全景を見ることはできません。それは紫禁城の周囲からも見えません。あまりの大きさに全景を捉えることができないのです。

紫禁城の全景を見たければ、北の神武門の正面にある景山公園の中の小高い丘に登って見るのが最適です。紫禁城の全景が眼下に広がり巨大でありながらも、均整のとれた構造美が感じとれます。


■紫禁城
住所:北京市東城区景山前街4号
電話番号:86-10-8500-7428
営業時間:10月16日~4月15日 8:30~16:30、4月16日~10月15日 8:30~17:00
定休日:無休
HP:www.dpm.org.cn/index1024768.html

※データは記事公開時点のものです。

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