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大胆な内容はまさにたけし流!「みんなやってるか!」

北野武としては五度目、ビートたけしとしては初めての監督作品です。たけしらしいスラップスティックコメディですが、奇抜さよりも、予想の付く展開のシーンが続き、安心して観ることができます。自虐的で大胆に展開する内容はまさにたけし流です。

投稿記事

荒唐無稽に展開して行く、北野武監督の第五作品

 

 

■作品名
みんなやってるか!(1995) 

■監督
ビートたけし

■出演

ダンカン(朝雄)、チャンバラトリオ、ビートたけし

■おすすめのポイント
北野武としては五度目、ビートたけしとしては初めての監督作品です。たけしらしいスラップスティックコメディですが、奇抜さよりも、予想の付く展開のシーンが続き、安心して観ることができます。公開当時、評価は分かれ、タケシ自身、自己評価は最低でした。少々、自虐的にそれでいて大胆に展開する内容はまさにたけし流です。

30年前、土曜の夜8時は、当然の如く巨人戦もやっていましたが、二つのバラエティ番組が張り合っていました。ドリフターズのお子様向け番組「8時だよ。全員集合」を見るか、裏番組で少々斜に構えた感じの「俺たちひょうきん族」。どちらかを見るか、趣味、興味、信条に関わるライフスタイルの問題でした。ひょうきん族の枯れた笑いに大人のズルさを見て喜んでいました。

スートリーは、幕張にあるナンパ橋西詰付近で「カーセックスしませんか」が始まり「鋳物工場でピストル作るか」、「役者やってみるか」、「これだ、埋蔵金だ!」、「セスナでいいよなあ……」、「「殺し屋のアナドジョーさんでっか?」、「透明人間だったらのぞけるのになあ」、「蠅男だ!」と荒唐無稽に展開して行き、懐かしい顔が朝雄と絡んでは消えて行きます。

エンドロールにかぶさる曲、何も聞かないでちょうだい。黙ってただ踊りましょ、だってさよならはつらい、ダンスの後にしてね。……『さよならはダンスの後にしてね』が「なんちゃって」と言い訳をして、映画を最後に引き締めています。

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