若き日のジョニーデップとレオナルド・ディカプリオが難役を好演

■作品名
ギルバート・グレイブ(1993年)

■監督
ラッセ・ハルストレム

■出演
ジョニーデップ、ジュリエット・ルイス、レオナルド・ディカプリオ

■DVD販売元
パイオニアLDC

■あらすじ
アイオワ州の田舎町に住むギルバート、
ここは、彼が「音楽の無いダンスのようだ」と表現する味気の無いさびれた町。
ギルバートは生まれてから一度もこの町を出た事がありません。

父親が7年前に自殺して以来、
過食症と肥満のため一歩も家から出ない母親、
重度の知的障害があり目を離す事が出来ない弟、
そして姉と妹。
ギルバートは家族の面倒をまるで自分の使命であるかのように
一手に引き受けていました。

そんなある日、
ギルバートは、旅の途中にトレーラーが故障した為、
町にしばらく滞在する事になった少女ベッキーに出逢います……。


広々とした草原や丘陵地に囲まれた田舎町を舞台に
家族に献身的に尽くす青年を
若き日のジョニーデップが爽やかに演じ、
当時19歳だったレオナルドディカプリオが
知的障害者という難しい役を見事に演じています。

そして、
家族の幸せの為に自分の夢や幸せは封印してしまったギルバート、
家族と土地に縛り付けられている彼の前に突然現れたベッキー!
彼女はトレーラーに乗ってアメリカ中を旅する自由な少女
何事にも縛られない、ギルバートとは真逆の存在です。
好奇心の旺盛な彼女は広い視野を持ち
見た目に惑わされずに本質を見抜く力を持った賢い少女です。
ジュリエットルイスも又、そんなベッキーを
キュートにとても魅力的に演じています。

真逆な2人、ギルバートとベッキーの恋のゆくえもこの映画の大きなテーマです。

家族の愛情や絆、そして主人公の爽やかな恋を
温かい視線で描いた『ギルバート・グレイブ』

観た後はきっと温かさに心が満たされる事でしょう。



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