映画/口コミでおすすめのファミリー映画(洋画)

アフリカの大地の風が吹いてくる「ライオンキング」

ディズニーの長編アニメーション作品で、アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞しました。動物の王国の話ですが、人間の社会そのままに当てはまると思います。ライオンだけではなく、悪役などの動物達の表情も豊かで、アフリカの大地の風を感じるような音楽も魅力です。

投稿記事

自分の運命と責任の重さに目覚め成長する王の息子

■作品名
ライオンキング(1994)

■監督
ロジャー・アレーズ

■出演
マシュー・ブロデリック、ジョナサン・テイラー・トーマス

■DVD/Blu-ray発売元
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

■ おすすめの理由

1994年に公開された「ライオン・キング」は、ディズニーの長編アニメーション作品です。

同じ年のアカデミー賞作曲賞、主題歌賞や、ゴールデングローブ賞の作品賞、音楽賞、歌曲賞などを受賞しています。

当時、作品の内容が手塚治虫の「ジャングル大帝」に酷似している部分が多いとの指摘があり、日本の漫画家ほかがディズニーに質問状を送るなどの経緯がありました。

でも「もし手塚が生きていたら、自分の作品がディズニー作品に影響を与えたということなら光栄……と言うだろう」という声明を手塚プロダクション側が発表し、この問題が収まった……というエピソードもあります。

■あらすじ
動物達の王国で、皆から尊敬を集めるライオンの王ムファサ。

息子のシンバに、自然界を支配するサークルオブライフや王者たるものの心得などをことあるごとに教える。

シンバが次世代の王になることを望まないムファサの弟は、ムファサを殺し、その責任を問われてシンバは国から追い出され、一人になってしまうが……。


動物の王国の話ですが、強く正しく誰にでも尊敬される王である父親、卑怯者の弟、兄弟の確執、子供の成長……。いずれも人間の社会そのままに当てはまります。

まだ実力もないうちから、自分は王様だといばってしまう幼いシンバ。

そして偉大なる父の跡を継ぐ重圧から現実逃れをしていたシンバが、徐々に自分の運命と責任の重さに目覚め成長するところは、そのまま思春期の人間に当てはまっていると思います。

ライオンだけではなく、悪役などの動物達の表情も豊かで、アフリカの大地の風を感じるような音楽も魅力です。


 


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