映画/口コミでおすすめのコメディ映画(洋画)

スパイが引き起こした本当のウソ「トゥルー・ライズ」

ジェームズ・キャメロン監督とアーノルド・シュワルツェネッガーのコンビによって実現したスパイアクション・コメディ。アクションシーンは迫力たっぷりで、劇中では本物の戦闘機を使用しています。コメディシーンもツボを掴んでおり、ジェームズ・キャメロン監督の演出のうまさが光った作品です。

投稿記事

ジェームズ・キャメロン監督の演出の上手さが光る作品

■作品名
トゥルー・ライズ

■監督
ジェームズ・キャメロン

■主演
アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイミー・リー・カーティス

■DVD発売元
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


1994年のアメリカ映画です。「ターミネーター」のジェームズ・キャメロン監督とアーノルド・シュワルツェネッガーのコンビによって実現した、1億2000万ドルという制作費をかけたスパイアクション・コメディです。

■あらすじ

スパイとして政府機密機関で任務にあたっているハリーは、妻子にはコンピューターのセールスマンと偽りつつも家族を心から愛していました。ところが、妻のヘレンは15年目の結婚生活にマンネリ状態。娘も不良になりそうという深刻な状態でした。

ある日、ハリーはヘレンが浮気をしているのではないかと疑うようになります。ヘレンが男と密会していることを掴んだのです。ハリーはなんと自分たちの組織を使い、ヘレンの密会現場を襲撃します。身分を明かさずにヘレンを軟禁したハリーはホテルに誘うのですが、その場に本物のテロリストが現れ、ハリーはヘレンにスパイであることを打ち明け……。


アクションシーンは迫力たっぷり。劇中では本物の戦闘機を使用しています。コメディシーンもツボを掴んでいます。ジェームズ・キャメロン監督の演出のうまさが光っています。

ヘレン役のジェイミー・リー・カーティスが素晴らしい

ジェイミー・リー・カーティスはパッとしない妻・ヘレンを演じています。家庭と仕事を両立している女性ですが、ワーキング・ウーマンとしても決しておしゃれではなく、顔立ちも美人ではありません。

ところが、「指令」を受けてホテルに乗り込むときには表情が一変します。突然格好いい女性になりきってしまうのです。この映画ではゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞していますが、その評価の高さもうなずけます。


劇中の「ポル・ウナ・カベーサ」が印象的

映画のオープニングとエンディングで、ハリーがタンゴ「ポル・ウナ・カベーサ」を踊るシーンが出てきます。哀愁が感じられる曲ですが、この映画を印象付けている存在ではないかと思います。「シンドラーのリスト」ほか、さまざまな映画で使用されています。

ちなみに、この曲はフィギュアスケートの浅田真央選手や宮原知子選手も使用しています。多くの人の心に残る名曲ですね。


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