利休の才能に嫉妬していた権力者たち

■作品名
利休(1989)

■監督
勅使河原宏

■主演
三國廉太郎、山崎努、三田佳子

■VHS発売元
松竹ホームビデオ

■おすすめの理由

1989年に公開された「利休」は、明治生まれの小説家、野上弥生子
の小説「秀吉と利休」を映画化した作品。

モントリオール世界映画祭・最優秀芸術貢献賞、ベルリン映画祭フォーラム連盟賞受賞、ゴールデングロス賞優秀銀賞を受賞した作品です。

■あらすじ

信長に茶頭として仕えていた利休は、本能寺の変で信長の死後、後継者として勢力をのばしてきた秀吉に仕えることになる。

茶の湯を通じて全国の武将を惹きつけた利休は、自分の世界観をしっかりと築きあげるが、石田三成の企みにより、秀吉と利休の関係にひびが入りはじめ……。


生け花の家元の勅使河原宏だけに、花や茶器などが見事で、衣装は数々の映画の衣装を手がけたワダエミによるものなので、豪華です。

さらにキャスティングの贅沢さは、利休の三國連太郎、りきの三田佳子、織田信長の松本幸四朗、徳川家康に中村吉右衛門、北政所に岸田今日子、大政所に北林谷栄、石田三成に坂東八十助、秀吉に山崎努ほか、贅沢な顔ぶれ。

演技力のある実力派の俳優ばかりなので、安心して物語の中に引き込まれて行きます。

太閤秀吉に重用されている千利休に嫉妬の炎を燃え上がらせる、石田三成や前田玄以はもちろんのこと、秀吉自体もどんなに権力を握ってもかなわない利休の才能に嫉妬をしていたのでしょう。

色々な意味で豪華で重厚さのある見ごたえのある映画だと思います




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