80年代を代表する監督たちのオムニバス映画

■作品名
トワイライトゾーン/超次元の体験 (83)

■監督
ジョン・ランディス、スティーブン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー

■主演
ビック・モロー、ジョン・リスゴウ

■DVD販売元

ワーナー・ホーム・ビデオ

■おすすめの理由
この映画は、ロッド・サーリングが案内役を務め、1959年から1964年までテレビで放送された一話完結のSFドラマ『ミステリー・ゾーン』を基に製作された、4つの物語からなるオムニバス映画です。

監督は80年代を代表するジョン・ランディス、スティーブン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー。
全体のプロローグとエピローグはランディスが担当しました。

彼らが子供の頃に親しんだオリジナルドラマに敬意を表し、楽しみながら作った様子が画面からあふれます。

■あらすじ
ランディスが監督した第1話は、白人の差別主義者が突然さまざまな時代にトリップし、ユダヤ人、黒人、アジア人と間違われて迫害されるというブラックユーモアに満ちた一編。

演じたビック・モローが撮影中に事故死したことで、当初の設定から変更を余儀なくされたのが残念です。

スピルバーグの第2話は、老人ホームの住人たちが、魔法の缶けり遊びで若返るというメルヘンファンタジー。
同時代に作られたロン・ハワードの『コクーン』(85)にも通じる話です。

ダンテの第3話は、超能力少年の行動をグロテスクで漫画チックなコメディとして描きました。
これは『グレムリン』(84)と同じ手法です。

最後を飾るミラーの第4作は、飛行機恐怖症の男が上空で見た悪夢をシュールに描いた秀逸な一編。
ジョン・リスゴウの好演が光ります。

4人の監督の異なったアプローチによる多様性が楽しめるSF映画です。




※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。