ぷっと吹き出してしまうシーンに満ちている作品
『ビバリーヒルズ・コップ』

■監督
マーティン・ブレスト

■主演
エディ・マーフィー

■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

■おすすめの理由

わたしは1985年公開のこの映画で、あのエディ・マーフィーの爆発するような笑い声、そしてマシンガントークと呼ぶにふさわしい早口のセリフの洗礼を受けました。

いやいやびっくりしましたよ。

それまで刑事ものの映画は、カーチェイスやド派手な爆発シーンが目玉で、ヒーローやヒロイン、その他の登場人物は、悪態をついたり「逃げろっ」や「危ない」なんて短いセリフを吐くくらいだったような気がします。

が、ビバリーヒルズコップのエディは、犯人を追いかけている最中でも、事故にならないのが不思議で仕方のない運転の最中でも、常にしゃべっています。舌を噛まないのかと、見ているこちらが心配になるほどです。

でも。息つく暇もないほどしゃべっているエディのセリフですが、わたしは不思議とうるさくは感じません。言葉遊びも巧みで、思わずぷっと吹き出してしまうシーンに満ちています。

映画の中で、彼と最後には相棒となった白人刑事のように居丈高に難癖つけてくる相手に、「Kiss My ass!」なんて、一度言ってみたいものですね。わたしは英語を母語としませんから、ぎょっとされると思いますので使いませんけれど。

わたしは洋画を見る際はいつも、字幕か字幕なしで観るのですが、先日この映画をあえて吹き替えで観てみました。吹き替えを担当された、富山敬さんには脱帽です。あの機関銃の乱射にも似たしゃべりを、画面と違和感なくあわせておられたプロの技。見事です。

ぜひ貴方も一度お試しください。ビバリーヒルズコップを、二倍楽しみめると思います。





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