老舗の味を凝縮した「田楽弁当」が人気

 

 

八坂神社の参道に、昔の茶屋の雰囲気を色濃く残す老舗料亭があります。
ここが今から450年前に創業した「中村楼」です。

当時、八坂神社の門前には、参道沿いの東西にお店を構えた2軒の茶屋がありました。

そのうちの一つが「中村楼」の前身で、当代の御主人で12代を数えます。

はじめは八坂神社にお参りに来る人々のための腰掛茶屋として商いをしていましたが、お店で出していた田楽豆腐が評判を呼び、「祇園豆腐」と名付けられ京都の名物となりました。

その後、長きにわたり、料亭、あるいは料理旅館として名声を馳せ、明治時代には伊藤博文公などの政治家から、時代を代表する文人墨客も集う場所として知られていました。

 

 

今から約40年ほど前に、料亭が供する最初のお弁当とされる「田楽弁当」(お昼限定)を出すようになり、より幅広い客層に親しまれるようになりました。

「田楽弁当」は、田楽箱の中に、名物の木の芽味噌を塗って焼き上げた豆腐田楽とお造り、焼き物、炊き合わせ、天ぷらなどが彩りよく盛り付けられたお弁当。

歴史ある老舗料亭の味がぎっしりと凝縮した手頃なお弁当として、
観光客や八坂神社参拝の人々に人気です。


■二軒茶屋 中村楼(ニケンチャヤ ナカムラロウ)
住所:京都府京都市東山区祇園八坂鳥居鳥居内
電話:075-561-0016
営業時間:11:30~19:00
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)
HP:nakamurarou.com/indexpc.html#/start

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