セレブたちも続々と抗議

「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラー

「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが「ぼくはゲイです」とカムアウトしてロシアからの招待を断ったというニュースは、感動を呼び起こすものでした。

同性愛者の人権を剥奪するロシアの悪法に対し、セレブたちからも続々と抗議・非難の声が上がっています。(詳しくはこちら

我らがレディー・ガガは怒りをあらわにし、「ロシアのLGBTに勇気を送るわ。政府による弾圧なんて時代遅れ。権利を叫ぶティーンエイジャーには唐辛子スプレーをするの? 殴りつけるの? ねえ、母なるロシア?」とロシア政府を痛烈に批判しました。「ロシア政府は犯罪者よ。圧政は革命によって終わりを迎えるわ。ロシアのLGBTたち、あなたは独りじゃない。あなたたちの自由のためにわたしたちは戦うわ」

『ロード・オブ・ザ・リング』『X-MEN』で有名なオープンリー・ゲイの俳優、サー・イアン・マッケランは、「ロシアのゲイたちとの連帯」と書かれたプラカードを持った写真を公開し、ロシアのLGBTへの支援を表明しました。

映画『ミルク』でアカデミー賞に輝いた脚本家でオープンリー・ゲイのダスティン・ランス・ブラックは、「ハリウッドはロシアの反同性愛法と闘わなくてはならない。事実上、ハリウッドの映画産業以上に大きな影響を与えられるものは他にない。映画こそがロシアにぼくらの声を届けられるし、その影響力こそがこの闇の日々を終わらせることに役立つと思う」と語りました。

セレブたちの反応のなかで最も感動を呼んだのは、「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーのカミングアウトでした。彼はロシアで開催されるサンクトペテルブルク国際映画祭への招待を受けましたが、「ご招待ありがとうございます。過去にロシアで楽しい時を過ごし、遠縁ではありながらロシア人の祖先がいる人間としては喜んで招待をお受けしたいところです。しかし、僕はゲイとして辞退しなくてはなりません。僕は同性愛者に対するロシア政府の現在の態度に心を痛めています。この状態は許されるべきものではありません。僕のような人間の基本的人権が否定され、公に愛することのできない国が主催する記念イベントに参加することは道義的に無理です」という手紙を書き、参加を辞退したのです。(詳しくはこちら