インバウンドマーケティング実践編

インバウンドマーケティング実践編

ユーザーに有益なコンテンツを提供し続けることで、インターネット上で「自社を見つけてもらう」インバウンドマーケティング。前回の「お金ではなく知恵を使うインバウンドマーケティング」では概念やメリット・デメリットについてご紹介しました。

後篇では実践編として、実際にインバウンドマーケティングを実施してみた調査レポートや企業様の事例についてご紹介します。

【調査レポート】インバウンドマーケティング実施後1ヶ月で増加した検索キーワードヒット数

インバウンドマーケティングの基本となるのが、ブログやソーシャルメディアを使いユーザーに有益なコンテンツを配信することで「お客様に見つけてもらう」ということです。その時にポイントとなるのがヒットする検索キーワード数です。

通常ホームページをオープンさせた場合、ページ数に限りがあったり、デザインを考慮した結果、画像の多いサイト構造になるなどの理由から、検索エンジンでヒットするキーワード数には限界があります。また、ビッグワードでのSEO対策を行っても検索に上位にヒットさせるには数カ月かかることや、施策を行っても思うように上位表示ができないということが多々あります。

その点インバウンドマーケティングでは、ブログなどの更新頻度を上げることで、ニッチキーワードを数多く検索にヒットさせ「お客様から見つけてもらうこと」を目的としますので、有益なコンテンツの量と質を保ち続ければ比較的早期に検索キーワードのヒット数を上げる事ができます。

また、ブログという形式を取ることで検索エンジンが好むテキスト中心の情報ページを作成でき、検索にヒットしやすくなる効果も期待できます。

それでは、実際にブログを立ち上げてから、1ヶ月でどの位の検索キーワードヒット数を増加させることができるのでしょうか?

こちらについて、著者が運営しているブログで調査してみました。

【検索キーワードヒット数の調査】

<検証サイト>
ココナッツFAN
著者が発信している趣味および実証のためのブログ。ダイエットや化粧品などに近年人気が出ているココナッツオイルを中心に、ココナッツの楽しみ方を紹介。2013年7月22日公開。

ココナッツFAN

【実証サイト】ココナッツFAN


<実施および調査内容>
Wordpressで本ブログを開設し、基本的なSEO内部施策を実施。平日1本ずつ、ココナッツオイルの潜在客や見込み客に興味を持って頂けるような有益なコラムを更新。1ヶ月の検索キーワードヒット数を調査。

<検証期間>
2013年7月22日(サイトオープン)~8月22日の約1ヶ月間

<検証結果>
ホームページオープン後、記事を更新するごとに見込み客発掘に最適な「ココナッツオイル」関連の複合キーワードでのヒット数が増加。1ヶ月後には、142ワードが検索エンジンでヒット。その内、期間中1度でも10位以内(検索画面1ページ目)に表示できたキーワードは28ワード。
※Googleウェブマスターツール検索クエリ数での調査結果

実際サイトの訪問数を見ると、検索ヒットキーワード数の増加とともに、検索エンジンから集客数を増加させることができていました。

このように、ホームページのオープン後1ヶ月にも関わらず、毎日コンテンツの更新を行うことで比較的早期に検索キーワードのヒット数を増やすことができました。今後記事数が増える度に、検索キーワードが増加し集客数も向上すると考えられます。

実際にインバウンドマーケティングを実施する時には、このような検索ヒット数と併せてサイトの訪問数、ソーシャルユーザーの獲得数やシェア数なども同時に確認していく事が重要となります。こちらの調査レポートは、また順次ご報告していければと思っていますので、ご期待ください。

>>次ページでは国内でインバウンドマーケティングに取り組んでいる企業様の事例をご紹介します。