「見る」方が理解しやすいという特性を生かした本

 

 

発達障害の子どもを育てていると、感覚の違いに戸惑うこともあります。
たとえば、皮膚感覚も敏感すぎる子は、腕を掴まれたり、抱きしめられることすら嫌がることもあります。
我が子がそうなのです。
また、光の刺激が強すぎるのが嫌な子、聴覚が敏感な子もいます。

その感覚の違いが、こだわりやパニックになることもあります。
こだわりやパニックは本人にとっても大変つらく、苦しいものです。

苦手なことをフォローしてあげながら、本人にもわかりやすいやり方で指示すると、少しずつできることが増えてきて自信にもつながります。

方法がわかりやすいと、結果的に、こだわりやパニックが薄れることもあります。

また、言語理解も難しい傾向があります。
これが、発達障害の子が、コミュニケーションが難しいと言われるゆえんです。

発達障害の子どもは、言葉を「聞いて」理解するよりも、絵や図、文字などを「見る」方が理解しやすいという特性があります。
この特性を生かした方法が、この本には満載です。

カラーの写真やイラストを多く採用し、生活の場面での具体策を示してくれる本です。

絵カードやスケジュールを使う、手順書を作るなど、私も試したいものがたくさんあります。

たとえば、我が家はトイレトレーニングはかなり早い段階で卒業しました。
トイレの方法を、イラストに描き、トイレの壁に貼って、練習しました。

ただ、今もトイレの後始末ができなかったり、衣服を手伝ってもらいながら着たり、手を洗うまでの一連の行動が苦手です。
今度は、後始末と手洗いまでの、イラスト入りの手順書を作ろう!と思っています。

■発達障害の子ものびのび暮らせる生活サポートブック 幼児編

監修:佐々木正美
著者:安倍陽子、幸田栄
出版社:すばる舎
価格:1,680円
HP:www.subarusya.jp/book/9784799101537.html

※データは記事公開時点のものです。


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