マイルを効率よく貯めるには

特典航空券(無料航空券)での旅行はやっぱりおトク(参考記事:本当におトク?貯めたマイルで無料航空券)。ただ、やみくもにマイルを貯めても無料で飛行機に乗れるまでは貯められないでしょう。

マイルを効率よく貯めるにはどうすればよいのか、国内航空会社(ANA、JAL)、外資系航空会社それぞれについて紹介します。今回は、ANAのマイルの貯め方を解説します。

ANAマイルを貯めるなら「ANAカード」を使おう

ANAのマイルを貯めるにはANAカード

ANAのマイルを貯めるにはANAカード

ANAのマイルを貯めるなら、ANAカードをメインカードにすることをおすすめします。当たり前のように聞こえるのですが、カード名に「ANA」とついていても、ANAカードではないクレジットカードもあるのです。

例えば、「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」。こちらは、ANAと名前がついていますし、ANAのロゴがありますが、いわゆるANAカードではありません。ANAカード以外のクレジットカードの場合は、ANAのマイレージ番号が付いているだけで、ANAカードの特典は受けられませんので注意しましょう。

ANAカードの特典は、おもに以下の5つが挙げられます。

特典1:入会・継続でボーナスマイルがもらえる

ANAカードの入会、および継続でマイルが付与されます(年会費がかかるANAカードのみ)。例えば、ANAワイドカードなら、入会で2000マイル、継続で2000マイル。2000マイルを獲得するには、1000円に付き10マイル付与される場合、20万円の買い物が必要です。ANAカード利用者には有難いボーナスですね(下の表1、「入会・継続マイル」欄を参照)。

ANAカード一覧

表1 ANAカード一覧


特典2:飛行機の搭乗でボーナスマイルが上乗せに

飛行機の搭乗で貯まるフライトマイル。区間基本マイレージはもちろん、ANAカードならではのボーナスマイルが大きなポイントです。カードの種類により区間基本マイレージの10~50%が付与されます(上の表1、「フライトマイル」欄を参照)。

例えば、東京発・札幌行きの便で、区間基本マイルが100%のチケットの場合、510マイル付与されます(※2)。一般カードの場合はさらに10%の51マイルがボーナスマイルとして付与されますので、合計561マイル獲得できます。51マイルはANAカードでのショッピング約5000円の利用で付与されるマイルです。

プレミアムカードでの搭乗時ボーナスマイル

プレミアムカードでのフライトボーナスマイル


特典3:カード決済分のポイントをマイルへ効率よく交換可能

勘違いしやすいのですが、ANAカードでのショッピングでは、直接ANAのマイルは貯まりません。ショッピングで貯まるポイントは、それぞれのクレジットカード会社のポイントとなります。

例えば、ANA JCBカードであれば「Oki Dokiポイント」、ANA VISAカードであれば「ワールドプレゼント」が貯まり、そのポイントを一般のクレジットカードのポイントよりも効率よくマイルに交換できるのがANAカードです。

この、直接マイルが貯まらずにポイントをマイルに交換できる仕組みには、メリットとデメリットがあります。

メリット
ANAのマイル有効期限は付与月から3年です。しかし、各クレジットカード会社のポイントをマイルに交換した時から3年ですので、交換するまではマイルの有効期限を気にする必要はありません。もちろん、各クレジットカードのポイントにも有効期限がありますので(※3)、クレジットカードのポイントの有効期限ギリギリでマイルに交換すると、最低でも5年の有効期限があることになるのです。

クレジットカード会社によっては、タイミングを見ながら移行する応募方式と、自動でマイルに交換される自動方式が用意されている場合があります。少し面倒でも、応募方式を使って、マイルとしての有効期限が長くなるようにしましょう。

デメリット
ポイントをマイルへ交換する時に手数料無料の交換方法と、手数料がかかる交換方法が用意されている場合があります。

移行手数料が無料だからといって、そこにおトクがあるとは限りません。ANA JCB一般カードとANA VISA一般カード(三井住友カード)の場合、「1000円で1ポイント⇒5マイルコース」と「1000円で1ポイント⇒10マイルコース」があります。

前者は両社とも手数料が無料です。後者においては、JCBが2000円(税別)/年、三井住友カードが6000円(税別)/年の手数料になります。毎年ポイントをマイルに交換する場合は、年会費と移行手数料を合わせるとそれぞれ4000円(税別)、8000円(税別)と意外と高額になるわけです。

しかし、移行手数料を安くして、年間に掛かる金額をおさえても、使えるマイルまで貯められなければ還元率は0%。無料で飛行機に乗ることはできないのです。マイルを貯めたいのであれば、少し高くても移行手数料を払って1ポイント⇒10マイルで交換しましょう(表1、「移行手数料」欄を参照)。

特典4:「ANAカードマイルプラス」でマイルが上乗せに

「ANAカードマイルプラス」の対象商品や店舗で、ANAカードを利用すると、提携クレジットカード会社のポイントとは別に、100円または200円(税込)に付き1マイルが自動的に積算されます。

例えば、百貨店の場合は高島屋を、給油の場合はENEOSを選ぶなど、自分が使うサービスやお店の情報をチェックしておくと、マイルの貯まり方が大きく変わってきます。

特典5:楽天Edyのチャージでマイルが貯まる

対象のANAカード(表1のカード名に◆が付いているカード)から楽天Edyにチャージすると、200円につき1マイルが自動的に積算されます。対象外のカードでも楽天Edyにチャージすることは可能ですが、マイル付与はありませんので注意しましょう。

今回はANAカードの上手な利用方法を紹介しましたが、次回はANAカードの特典以外でANAのマイルを貯める方法を紹介します。ANAカードを上手に利用し、ANAカード以外でもマイルを貯めると「無料で旅行」も夢ではなくなります。

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