コンセプトに共感できる、可愛いアニメ映画

■作品名
パンダコパンダ
■監督
高畑勲
■脚本
宮崎駿
■作画監督
大塚康生、小田部羊一
■出演
杉山佳寿子、熊倉一雄、太田淑子
■DVD販売元
スタジオジブリ


子供に見せたい元気いっぱいかわいいアニメ映画、1972年に公開された高畑&宮崎作品『パンダコパンダ』です。
まだ私が生まれる前の映画なのでリアルタイムに見たわけではないのですが、今見ると、おまわりさんの声がルパン(山田康雄さん)だ!とか、町の人の雰囲気が『ど根性ガエル』っぽい!とか、パパンダは確かにトトロを髣髴とさせる表情・動きをしてる!(特に縄跳びのシーン!)などなど発見がいっぱいあり、そういう大人目線の観賞もまた楽しいです。

のちのジブリ作品のような大きなテーマや緻密な映像表現などはないですが、スタッフの「自分の子供に見せる映画をつくろう」というコンセプトに共感できます。1970年代当時に子供に見せるべき作品がないと高畑さんや宮崎さんは思われていたようですが、今はもっともっと数が少ないです。自分に子供ができて、これからどんなアニメをみせてあげたらいいかな?と思った時思い出したのがこの『パンダコパンダ』。

で、先日実際にもうすぐ3歳のわが子に見せてみました! まずはオープニングの歌にひっかかり、ひたすら繰り返し再生……。おどるパンダのシルエットや、耳に残る歌のリズムにはまったようです。
本編もそれなりに見入っていたようで、水門にパンちゃんが流されるハラハラドキドキのシーンで「パンダどうなっちゃったかな?」って心配そうにつぶやいたりしていました。

両親がいなくても明るく元気なミミ子ちゃん、ミミ子ちゃんを優しく見守る町の人たち、人の言葉をはなすパパンダとパンちゃんとの楽しい生活。見ているだけで優しい気持ちになれる作品です。時間も34分と、映画にしてはとても短いので、『となりのトトロ』はまだちょっと難しいかな?という年頃のお子さんには特におすすめします!

1973年公開の続編『パンダコパンダ雨降りサーカスの巻』も収録されています。




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