逃げ出さない妻の姿と、自分を責める夫の切ない姿に涙する名作映画

■作品名
幸福の黄色いハンカチ
■監督
山田洋次
■主演
高倉健
■DVD発売元
松竹


77年に上映されて、幅広い年代の人が共感して涙した高倉健主演の恋愛映画です。開拓された北海道を舞台に、絡んできたチンピラを死なせてしまって刑務所に入って刑期を終えて出所した夫と、その夫を健気に待つ身ごもった若き妻との愛を描いています。

相手を死なせて刑務所へ6年も入るという自分を責めて、この高倉健演じる勇作は妻に愛して守ってくれる夫を探すようにと伝えます。本当に愛しているからこそ、自分に関わってイバラの道を歩く事はしていほしくないという夫の優しい気持ちが分かります。

でも、やっぱり愛する妻ともう一度一緒に歩みたいという気持ちも持っています。それを確かめる為に、勇作は彼女に手紙を渡します。受け入れてくれるならば黄色い旗を外に出しておいてほしいと。

数いる女性の中で、死ぬまで一緒に生きようと考えて結婚した愛する人は、何があってもやっぱり忘れられません。何があっても逃げ出さない妻の姿と、帰ってはいけないと自分を責める夫の切ない姿に涙してしまいます。

舞台が北海道で、トタン屋根の貧しい暮らしが伺いしれる建物がひっそりと建つ外観が更に悲壮感をかもし出しています。夫婦の愛というものは、目に見えない絆でしっかりと繋がっているんだなと分かる結婚を考えている人にも見てもらいたい映画です。



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。