人間の本質や現実を描いたラストシーンが圧巻

■作品名
追憶
■監督
シドニーポラック
■主演
ロバート・レッドフォード、バーブラ・ストライサンド
■DVD販売元
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

1937年、ケイティ(バーブラ・ストライサンド)とハベル(ロバート・レッドフォード)は大学のキャンパスで出会います。ケイティは反戦活動に没頭する学生運動家。ハベルは秀才でスポーツも出来き華やかな学生生活を送っています。二人は戦時中に再会をし、そして恋に落ち、結婚します。しかし、ハリウッドで脚本家として落ち着いた生活を送りたいハベルと政治へ信念を曲げることの出来ないケイティは、やがて関係が上手くいかなくなり、離婚へと、人間の悲しい性質を描いた一代メロドラマです。

この映画はラストシーンが圧巻です。別れてから何年かが過ぎ、ケイティとハベルは街角で再会をします。ケイティは変わらず反体制運動をおこなっており、ハベルはケイティとは真逆のタイプ、平凡な女性と再婚をしています。ハベルはケィティに「You never give up」と言い、ケイティは優しくハベルの髪に手を触れます。

このラストシーンはどんなに愛していても変わることの出来ない人間の本質や愛し合った二人がもう過去には戻れない、今は他人でしかない現実を描いており、感慨深い思いにさせられます。

この映画のラストはアメリカのドラマ「Sex and the city」のシーズン2で、キャリーは自分と別れ若い女性と結婚したビックにこの映画の主人公を重ねる場面にも使われています。



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