ゲイに愛されたアイドルたち

それではここで、ゲイの間で人気を博してきた、ゲイに愛されてきたアイドルたちを、年代別にざっくり総まくりしてみたいと思います。(全くどうでもいい情報なのですが、ゴトウがどんだけアイドル好きだったかということも、ついでにお伝えします)

まずは1970年代。アラフィフの方たちなどは、山口百恵や桜田淳子、石野真子、榊原郁恵、キャンディーズあたりが最初だったかもしれませんが、アラフォー世代は断然、ピンクレディーでしょう。(ゴトウも物心ついた頃にはピンクレディーのマネをしてましたし、町内の子ども会で「モンスター」をやって優勝したこともあります。ていうか今でもあまり変わってない……汗)

それから黄金の80年代がやってきます。ゲイの間では聖子と明菜が人気を大きく二分していたようです(ゴトウは中1の時、学年遠足で女装して聖子のマネをやりました。でも、本当は明菜派でした。部屋にポスターも貼ってましたし、グッズもいろいろ買ってました)。が、キョンキョン、河合奈保子、早見優、柏原芳恵、松本伊代、堀ちえみ、菊池桃子……などなど、この時代のアイドルは全員愛されていた気がします(ぼくらはアイドルの時代そのものを愛していたのです)。80年代後半にはおニャン子クラブが登場、それまでのアイドルの常識を覆しました。(実はゴトウの田舎の青森では一度も「夕ニャン」が放送されませんでした……涙。それもあって、あまりハマりませんでしたが、工藤静香だけは別格で好きでした)

90年代は世間では「アイドル冬の時代」と呼ばれますが、そんなことはありません。初めはWinkが頑張っていましたし、中盤になると小室ファミリーとして華原朋美が、そして沖縄から安室奈美恵、MAX、SPEEDが登場し、終盤には浜崎あゆみ、そして「ASAYAN」から鈴木亜美やモーニング娘。がデビューします。そして、ゲイシーンの盛り上がりとあいまって、全国各地でMAXやSPEEDのフリマネ(完コピ)が流行ります。(ゴトウも「マッブス」「ブスピード」というユニットで踊ってました。『GET MY LOVE』とかは今でも踊れます)

そして2000年代に入ると、二丁目でdreamが瞬発的に盛り上がり、ハロプロ(モー娘。だけでなくあややとかも含めて)が全盛期を迎え、2000年代後半になると、AKB48やPerfumeへと人気が分散していきます。(ゴトウは実は2000年~20007年の間、女装を封印していたのですが、Perfumeをやりたいがために、2008年に復活しました。それくらいPerfumeにハマっています)

2010年代は、KARAと少女時代というK-POPインベージョンで幕を開けます。そして、AKB以外の48グループも注目を集め、ももクロの人気もうなぎのぼり、最近ではきゃりーぱみゅぱみゅも人気です。ゲイシーンではここにきてモー娘。人気に再び火がついています(アイドルイベントでお客さんが『One・Two・Three』とか『Help me!!』を素晴らしく情熱的に踊っているのを目撃し、感銘を受けることしばしばです)。そしてこれは最新二丁目事情ですが、MAXが3年ぶりに「Tacata'」という新曲を発表し、爆発的な話題となっています。 

以上、大まかにゲイに愛されてきたアイドルの歴史を振り返ってみました。みなさんお気づきのように、全員女性です。そして、ただ歌うだけの歌手の方よりも、振付があっていっしょに踊れるような歌手(アイドルやダンス系のアーティスト)が好きなのです。ゲイは性的な意味でアイドルを応援するのではなく、ああいうふうに歌ったり踊ったりしたいという憧れの目で彼女たちを見ているのです(余談ですが、グループの中に1人だけ間違って入っちゃったみたいな見た目ちょっと残念な子とかも大好物で、熱心に応援しちゃいます。そういうのも含めてアイドル好きなんですね)

それから、ユーミン&みゆき以降、アイドルというよりアーティストと呼ばれるような方たちとして、渡辺美里、レベッカ、DREAMS COME TRUE、槇原敬之、宇多田ヒカル、椎名林檎、MISIA、Crystal Kay、加藤ミリヤあたりも人気を博してきました(それぞれの名前を冠した「○○ナイト」が二丁目で開催されているくらいです。特にMISIAはゲイナイトに出演してくれただけでなく、ドラァグクイーンを伴って全国ツアーを行ったことでも絶大な支持を得ました)