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旬の素材と器を生かした茶懐石の名店「美濃幸」

祇園下河原の閑静で落ち着いた風情の街に大正初期に創業した料亭「美濃幸」があります。「美濃幸」の料理は、茶懐石の心を原点とした季節感溢れる「風流懐石」。自然を大切に旬の素材を活かすという茶道の精神を尊重し、技巧に走らず、器との調和で魅せるという懐石料理の基本を守った料理の数々が楽しめます。また気軽に味わえるお昼の献立もあります。

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どの座敷からも美しい庭園が眺められる祇園の料亭

 

 

八坂神社の南、東大路の往来から一筋東に入った祇園下河原。この閑静で落ち着いた風情の街に大正初期に創業した料亭「美濃幸」があります。

存在感のある古びた門構えをくぐり、打ち水された石畳の露地を抜けて玄関へ。茶人の薫陶を受けた数寄屋普請の建物の中には優雅なしつらいの座敷が大小13あり、どの部屋からも美しい庭園が眺められます。

「美濃幸」の料理は、茶懐石の心を原点とした季節感溢れる「風流懐石」(15,697円~)。自然を大切に旬の素材を活かすという茶道の精神を尊重し、技巧に走らず、器との調和で魅せるという懐石料理の基本を守った料理の数々が楽しめます。

しかし、茶懐石の名店といってもお店の雰囲気は決して堅苦しいものではありません。

「お客様に対して分け隔てなく楽しんでもらえるように努力しています。気軽に暖簾をくぐっていただいて、お料理はもちろん、器やお部屋のしつらいも楽しんでいただきたい」とはご主人の弁です。
 

 

 

 

お昼の献立には、気軽に味わえる茶箱弁当(3,500円~)や半月縁高(6,930円~)があります。

茶箱弁当は、野点用の茶道具をお弁当に見立て、茶箱に八寸、棗に汁物、振出に炊き合せ、茶巾筒に向付など、旬の味覚が色とりどりに盛り込まれた、茶道の心を大切にする「美濃幸」らしいお昼の献立です。

■美濃幸
住所:京都市東山区下河原通清井町480
電話:075-561-0328
営業時間:11:30~16:00、17:00~22:00
定休日:不定休
HP:minoko.co.jp/index.html

※データは記事公開時点のものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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