まず「過去問」を解いて勉強法を決める

働きながら資格取得を目指している人にとって、最もおすすめなのはやはり独学。独学は、空いた時間を活用でき、マイペースで勉強ができます。それほどコストをかけずにすむというメリットもあります。一方、独学の場合は誰かに強制されてやるわけではないので、自らを律して勉強を行う強い意志と計画性が必要になります。
 
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独学は場所も時間も自由に選べる反面、強い意志と計画性も必要だ


独学をしようと決めたアナタに、まずおすすめしたいのは、過去問にトライすること。手始めに過去問を解くことをおすすめするのは、試験の傾向を把握するという意味ももちろんありますが、勉強法に迷っている場合、その判断のヒントになるからです。

過去問を解いてみて、「これなら自分で勉強できそう」と思ったら独学に、「思ったより難しい。誰かの力を借りたい」と感じたら通学や通信の講座を利用することを検討してもよいのです。「コストをかけずにまず過去問を」という場合には、公益財団法人社会福祉振興・試験センターの「介護福祉士国家試験」のコーナーで過去3年分の試験問題が見られます。

過去問を解いてみて「独学で頑張ってみよう」と思ったら、問題集やインターネットを活用して勉強を進めていきましょう。ちなみにインターネットでは、合格した個人や出版社が試験の対策について情報提供しているサイトがあります。
 

問題集は実際に手にとって選びたい

問題集は解説中心、過去問中心といった種類があるほか、図解が豊富なもの、暗記法がまとめれらたもの、電車内でも読みやすいコンパクトサイズのものなどさまざまです。ネットの口コミを参考に選ぶのもよいですが、字の大きさや読みやすさなど、全体の雰囲気など、問題集との「相性」は人それぞれですので、書店などに出向いて実際に手にとりながら選ぶことをおすすめします。
 

ちょっとした習慣でケアレスミスを防ぐ!

じつは、私も上記で書いたように過去問を繰り返し行い気づいたことがあります。それは、一度解いた問題なのにミスしたり、落ち着いて考えれば「ありえない」回答をしてしまう、いわゆる「ケアレスミス」が多いことに気づいたのです。

そこで、「ケアレスミスをしないためにどうすればよいか」について情報収集をし、対策を立てました。情報収集をするなかで、ケアレスミスについて書かれた書籍を見つけました。大学受験合格を目指す人を対象とした本でしたが、介護福祉士試験対策においても応用できる情報が載っていました。そのうち私が日常生活にも取り入れた、ミスを防ぐための「習慣術」を紹介します。

■消しゴムは使わない!
どこでどんなミスをしたかを後から見直せるようにするため

■疑問に感じたら、忘れないうちにメモしておく!
ふと生じた疑問は時が経つと忘れてしまうことも。すぐに解決できないことはメモしておき、後で確認しよう

■1日15分でも問題を解く
地道な反復と継続がミスを防ぐ
 

「模擬試験」にトライして自分の実力を知ろう

独学は自分のペースで学習が進められるというメリットがある反面、自分の実力が判断できないというデメリットも生じます。このデメリットを補うためにオススメしたいのが「模擬試験」にトライしてみること。模擬試験を受けることで自分の実力を客観的に把握し、今後の学習計画を立てられるほか、事前に本番同様の雰囲気を体験することができます。

模擬試験を受けた後は成績表が届き、模擬試験の達成度、全受験者中の順位、1問ごとの正誤や全国正解率など、学習方法に関するアドバイスを提供しているケースが多いようなので、モチベーションも高まるはずです。模擬試験は会場模試と自宅模試があります。会場模試は介護福祉士受験対策講座などを開催しているスクールのほか、介護福祉士会や社会福祉協議会で行っているところもあるようです。

また、模擬試験の問題を作成しているのは、出版社、専門学校、通信講座を手がける会社などさまざまですので、自分のスケジュールやアクセスなどを考慮して選ぶとよいでしょう。模擬試験を複数受ける場合には、その内容が重複しないよう確認しましょう。
 

自分の「弱点」を知ることが合格への近道

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自分に合った問題集を探し、自分の「弱点」を知ろう


問題集で学習を進めたり、「模擬試験」で間違えたところを見直す(これは絶対にやりましょう)と、自分の「弱点」が見えてきます。その弱点を発見できたらしめたもの。弱点を克服するためにはどうしたらよいか、自分自身で模索してみることもまた勉強なのです。
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