インターネット社会が定着して、コミュニケーション構造が劇的に変わりました。稟議制に象徴されるように、縦一本のコミュニケーションから、縦・横・斜め、組織を越えたコミュニケーション構造になった訳です。現在では、会社内でプロジェクト型の仕事が多くなりつつあります。

プロジェクトリーダーとして必要なこと

プロジェクトリーダーとして、メンバー間の温度差を無くすことから着手すべきです

プロジェクトリーダーとして、メンバー間の温度差を無くすことから着手すべきです

プロジェクトは有期、期間限定型の組織です。リーダーと複数のメンバーで構成された組織です。プロジェクトリーダーは、最初に顔合わせするキックオフミーティングでメンバーにプロジェクトの目的や社会的意義、具体的な成果目標等をメンバーと共有化します。

ここで重要なポイントはメンバー間のマインド(意識)の温度差を小さくすることです。もちろん、リーダーとメンバー間も然りです。つまり、リーダーと同じ温度に保つことです。結局のところ、リーダーの温度(=情熱)が高ければ高いほど、熱が伝導して、メンバーの温度も高くなるのです。

プロジェクトワークでは、リーダーの情熱が如何に重要かということです。その象徴が「プロジェクトX」的なリーダーなのでしょう。プロジェクトのみならず、実はどんな組織もトップで決まるということがおわかりになることでしょう。

例えば、グローバル企業化を本気に取り組んでいるソフトバンク、楽天、ファーストリテイリング、昨夜、早稲田大学内で研究会合があり、ヤマト運輸の方の話を伺いましたが、本気でアジア圏でチャンピオンになることを目指されています。世界的企業となったTOYOTA、Sony、Panasonic、YKKなども然りだったことでしょう。

成果を上げるための3つの意識とは何か

さて、プロジェクトの話に戻りましょう。成果を上げるためには、リーダーとして、メンバーの意識を如何に引き上げるかが重要なことです。そのために、私は3つの意識を提唱しています。

「当事者意識」と「目的意識」と「危機意識」です。健全な組織において、この3つの意識を強く持っている方は誰でしょう。(少々、考えてみましょう。) もちろん、社長です。直属の部下に自分以上にこの3つの意識が高い部下が入れば、即その地位を譲るべきでしょう。