一般公開されている、唯一現存する代官所

 

 

高山陣屋は、江戸時代に徳川幕府が飛騨国を直轄地として管理するために、岐阜県高山市に設置した代官所、飛騨郡代役所です。幕末には全国に60数ヵ所あったと言われる郡代、代官所の中で、唯一現存するのが高山陣屋です。

高山陣屋は、もともとは高山城主、金森家の下屋敷でしたが、直轄領となったため陣屋として代官や郡代がここで飛騨の政治を行うようになりました。徳川幕府は、この地域の豊富な山林資源の木材、地下資源の金、銀、銅、鉛に着目して、直轄領としたのです。以来、1868(慶応4)年までの176年間に、25代の代官、郡代が飛騨の国を治めました。

現在では、表門、門番所、一番蔵から四番蔵、九番蔵から十二番蔵、書物蔵、郡代役所の玄関、吟味所、御役所、大広間などが一般公開されています。
 

 


江戸時代には年貢米を保管するために使われた蔵には、天領時代の歴史を伝える資料が数多く展示されています。中でも大原騒動の際に打ち首の処罰を受けた農民、善九郎が死ぬ間際に妻に送った遺言状には胸を打たれます。

■高山陣屋
住所:岐阜県高山市八軒町1-5
電話番号:0577-32-0643
料金:大人 420円、高校生以下 無料
営業時間:3月~10月 8:45~17:00、11月~2月 8:45~16:30、8月 8:45~18:00
定休日:年末年始(12/29、12/31、1/1)
HP:www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku-bunka-sports/shakaikyoiku/kankeikikan/takayama-jinya/

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