今でもおしゃれで、モダンな雰囲気が感じられるホテル

 

 

旧三笠ホテルは、長野県北佐久郡の軽井沢町に日本人によって設計された純西洋風建築物です。1906(明治39)年5月から、1970(昭和45)年まで、ホテルとして営業を行っていました。

三笠ホテルの名称は、ホテル前方の愛宕山が奈良県の三笠山に似ていることに由来します。

岡田時太郎によって設計された建物は、アメリカのスティックスタイル、木骨様式を基本として、扉のデザインはイギリス風、下見板はドイツ風にデザインされています。建築のための用材は小瀬のアカマツを現場で製材しました。色彩的には、黒色の壁に白色の柱や窓枠がアクセントをつけ、その上に赤色の屋根が施され、今でもおしゃれで、モダンな雰囲気が感じられます。
 

 

ホテルには、著名な文化人、財界人が多く宿泊したため、「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれたこともあります。入口や廊下は少し狭いですが、客室はゆったりとしており、今でもホテルとして充分使えそうです。歴史的な風格に高級感が漂います。

客室は30室で、宿泊料は一等が12円、二等が8円、三等が5円だったようです。当時の物価がよくわかりませんが、きっと高級ホテルだったのでしょう。

 

 

今では展示物となっているベッドで、一晩寝るとリッチな気分が味わえそうですが、ちょっと堅そうです。やはり歴史的価値を感じながら見学するだけに留め、宿泊は別のホテルにした方がよさそうです。

■旧三笠ホテル
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字唐堀1339-342
電話番号:0267-42-7072
料金:大人 400円、子ども 200円
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:年末年始
HP:www.town.karuizawa.nagano.jp/ctg/01615100/01615100.html

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