スポーツカーの代名詞、ポルシェ博物館

porsche1

近未来的な建築はDelugarMeissl事務所の設計。周囲には本社や工場が並び一大ポルシェ村を形成

自動車産業が盛んな「クルマの街」シュトゥットガルト。ポルシェ本社工場があるシュトゥットガルト郊外のツッフェンハウゼンに2009年にオープンした「ポルシェ博物館」は、ベンツ博物館と並んでクルマの街を象徴する人気観光スポットとなっています。

1931年にフェルディナント・ポルシェ博士が設立した小さな設計事務所から始まったポルシェ社は、革新的なデザインと技術で自動車史に残るスポーツカーを次々と生み出し、現在はスポーツカー専門メーカーとしてだけでなく、世界中のクルマ好きが憧れる高級自動車ブランドとして確固たる地位を築いています。ポルシェ博物館では、その歴史的名車の数々にお目にかかれるとあって、国内外からたくさんの観光客が訪れています。

「速くて、カッコいい」 ポルシェの世界を堪能しよう

porsche2

ポルシェの金字塔といわれる917シリーズ他マニア垂涎の歴代名車がずらり。 明るい照明で写真撮影も快適

porsche3

パトカーもあったとは!ポルシェの速さが役立ちそうですね

ポルシェ博物館は、3つのコンセプトからなっています。1つ目は、ポルシェの歴史を通じてそのフィロソフィーについて学ぶ「ポルシェの理念」。2つ目は、ポルシェの名を冠した1948年の第一号車から最新モデルまでが並ぶ「製品の歴史」。3つ目の「テーマ展示エリア」では、ポルシェの歴史の中で重要なトピックを取り上げて展示しています。

まずは受付で音声ガイド(日本語あり)を借りて、長いエスカレーターで最上階(2階)へ。館内で一番古い展示品であるポルシェの最初の電気自動車モーターやガソリンエンジンに始まり、年代順に約80台の車両が展示されています。356、550、911、917といったポルシェを象徴する歴代の有名車両や、ルマンで初優勝したマシンといった歴史的名車の数々にくわえ、エンジンや部品などマニアックな展示品も多く、ファンには堪らないラインナップとなっています。

この博物館のユニークな特徴が、博物館としては珍しい「ローリングミュージアム」方式をとっていること。展示されている車両は実際にレースで走る事もあるので、展示品の組み合わせや配置が度々変更されるのです。クルマ好きなら何度行っても楽しめそうですね。

館内には話題のグルメレストランも

館内の飲食施設は、飲み物や軽食がいただけるカフェの他、ステーキが美味しいと評判の高級レストラン「クリストフォーラス」があります。レストランは博物館に入場しなくても利用でき、夜も営業しています。

ミュージアムショップでは、ポルシェのミニカーやグッズが揃う他、古書専門のブックショップも併設。博物館の向かいにあるショールーム1階にもショップがあり、ポルシェデザインのファッションアイテムが充実しています。

<DATA>
Porsche Museum
住所:Porscheplatz 1
TEL:0711-91120911
営業時間:火~日曜 9:00~18:00 月曜休み
入館料:8ユーロ 大人同伴の14歳未満は無料
アクセス: シュトゥットガルト 中央駅からS6でNeuwirtshaus(Porscheplatz)下車すぐ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。