復帰すると、ファンの希望になるだけではなく、かなりの経済効果も見込めるかも

復帰すると、ファンの希望になるだけではなく、かなりの経済効果も見込めるかも

J2横浜FCに所属する元日本代表FW三浦知良選手が同じくJ2で戦うライバルチームであり、古巣の東京ヴェルディに移籍する可能性が浮上しました。オファーを出した東京ヴェルディの監督は三浦選手の実兄でもある三浦泰年氏。既に両チームは初交渉を済ませており、獲得を熱望する東京ヴェルディ側と慰留につとめる横浜FC側で今後も交渉が継続される模様です。

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今季、出場機会が減っている三浦選手は「試合にどれだけ出られるかが重要になる」とコメントしているように、サッカー選手として46歳という年齢は日本プロサッカー界において前人未到。スポーツ界全体で見ても、40代後半の現役プロスポーツ選手は非常に希有な存在です。

サッカーは選手寿命が短いスポーツのひとつです。Jリーガーの現役引退の平均年令は26歳。30代まで続けられる選手はごくわずか。1996年に28年ぶりの五輪出場を決めた「アトランタ五輪世代」での現役組は川口能活選手と服部年宏選手のみ。はるかに年下の選手が次々と現役から退くなか、移籍話が持ち上がること自体が異例中の異例に違いありません。

1980年代に高校を中退してブラジルに単身で渡り、1990年にはJリーグ開幕を見据えて日本へと帰国。現在の東京ヴェルディの前身となる読売クラブに所属しました。1994年にはイタリアに渡り、アジア人初のセリエAプレイヤーに。その後Jリーグ復帰、クロアチアリーグへの移籍などを経験。2000年以降は京都、神戸のほか、オーストラリアAリーグのシドニーFCにも所属。この数年は横浜FCに所属しながら、フットサルワールドカップに出場したり、復興支援チャリティマッチでゴールを記録するなどいまなお活躍し続けています。

もちろん純粋な戦力としての評価もあるでしょう。46歳までプロ選手として活躍するその姿を若い選手の手本としたいという意図もあるでしょう。また「カズの経済効果とは? サッカー選手・三浦知良のリアルな商品価値」という記事にもあるように、観客動員などの経済効果を見込まれている可能性もあるかもしれません。

1980年代には開拓者として茨の道を歩み、1990年代には成功者として華やかなスポットライトを浴びた三浦選手。しかしその本質は、常に新しいことに挑み続ける挑戦者。去年の夏には、イギリスの『talk sport』の「世界最高齢のフィールドプレーヤー」特集でも取り上げられました。

確かに三浦選手の存在自体は「プライスレス」であり、「経済効果で語るのは不粋」なのかもしれません。しかし「三浦知良」という存在自体に、唯一無二の価値がある以上、わかりやすい指標はついて回るもの。昨年、盟友とも言える中山雅史選手の引退に涙を隠さなかったキングカズは次なるキャリアを、いつどんな形で展開させるのでしょうか。

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