ロックのルールと型破りなゾーンの際目で音楽を追求

■アーティスト名
BO GUMBOS(ボ・ガンボス) どんと

■おすすめの作品
「助けて!フラワーマン」、「ダイナマイトに火をつけろ」他

ロックは反体制な音楽とは言いつつも、暗黙なルールの下で成り立ってます。音楽である以上は、
理論に基づいている事です。いくら自由に振る舞おうと、1小節の中の8分音符や16分音符の並び方に従ってこそ初めて音楽と成すからです。

出来る限りそのルールと型破りなゾーンとの際目な個所で、犇めくように音と戯れる……
そんな音楽追求をしていたのが、BO GUMBOSというバンドへの印象です。
中心人物の「どんと」を差し置いて語る事は出来ません。

83年にローザ・ルクセンブルグ結成、86年に「在中国的少年」でデビュー、しかし差別的表現の含みを指摘され放送自粛となります。87年解散の後、BO GUMBOSを結成、ルーツ性のある音楽形態ながら、常に奇抜なファッションやエモーショナルな煽り方で人気は高騰していきます。

泥臭くなる懸念があるブルーズやロックンロール、ニューオーリンズ系の南部音楽を、LIVE会場での連帯感を活かし、全く違った輝かしさと愉快さでフィードバックする、その巧みな進行は何処となくRCサクセションにも似たセンスだったと思うのです。
分かりやすい「ルーツ・ミュージック探訪」を斡旋する音楽をやり続けた人でしょう。

その後このバンドも解散し沖縄へ移住、偶々滞在したハワイ島ヒロ市内にて脳内出血のため急死、享年37歳でした。奥方は女性バンドZELDAの小嶋さちほ、長男の久富ラキタも現在ミュージシャンとして活動しています。




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