フランス語/フランス語アーカイブ

フランスのカフェをもっと楽しむための知識(3ページ目)

フランス文化の形成に大きな役割を果たし、日常生活に根付いているカフェ。カフェにもいろいろあります。文豪や巨匠の通ったといわれるカフェ、メディアで有名になったカフェ、近所のおじさんがたむろして、論議をしているカフェ。それぞれで楽しみ方もいろいろだと思います。ここでは、カフェをもっと楽しめるフランス語をご紹介します。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド


量について

日本と比べると量はかなり多いかもしれません。旅行者の方から、「どうしてあんなに多いのか」という声をお聞きします。
可能であれば、ご近所のお皿を遠目に見ていただいて、注文前に確認されるといいでしょう。
もし、誰も食事中でなければ、注文時に聞いてみてください。

・量はたっぷりしていますか、それとも軽めですか?
Est-ce que c'est copieux ou léger ? (エスク セ コピュー ウ レジェーる)

一品を二人、三人で分けるのは決して奨励されているわけではありません。
控えめに、状況を見ておねがいします。


水のこと

日本のレストランや喫茶店では、着席後もれなくいただける水ですが、フランスでは水は頼まないと運ばれてきません。お願いしたい水の種類をはっきり伝えましょう。
日本でも外国のミネラルウォーターが簡単に購入できるようになったので、フランスの水の銘柄をご存じの方もいらっしゃるでしょう。メニューに水の銘柄が書いてあるので、量とともに確認してください。
通常、ガスの入っていないミネラルウォーター、それにガス入りの天然炭酸水が用意されています。
イメージ画像

お店によって違うカラフ。お店の演出に、時には嬉しい驚きも。



Eau minérale (オー ミネらル) ミネラルウォーター
Eau gazeuse (オーガズーズ) 天然炭酸水

ミネラルウォーター、天然炭酸水はともに有料です。

カラフに入った水道水もあります。
Une carafe d'eau (ユヌ カらフ ドー) カラフ入りの水道水

こちらは、無料ですが、ストレスや疲労の蓄積しやすい旅行中は、慣れない水が体調不良の原因となることもあるようです。
水道水は避けたほうが無難かもしれません。

カフェでの時間をゆっくり楽しんでいただければと思います。


※発音表記は、区別をするために、Rの音はひらがなで、Lの音はカタカナで表記しています。

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