実際のところ、どうなの? 育児と仕事の両立

red note

働きたいという気持ちはあるけれど、やっぱり不安……というのが正直な気持ち

これから産休・育休に入る方や、職場復帰を控えたママ達と接する際、よく受けるのが「やっぱり、子育てしながら働き続けるのって大変なのでしょうか?」という質問。その言葉からは、頑張って両立したいという意欲と、そうは言っても出来なかったらどうしようという不安が入り混じった、とても正直な想いが感じられ、いつも応援したい気持ちになります。

現在の政府の方針としても、子供を産んだ後に女性が働くことを支援しようという姿勢が明確に示されていますし、そういった側面においては、育児と仕事の両立を考えている人には追い風が吹いていると言えるでしょう。しかし、足元の状況としては、妊娠・出産を機に仕事を辞める人は多く、国立社会保障・人口問題研究所が公表している『第14回 出生動向基本調査』によると、約6割の女性が妊娠・出産を機に退職しているという実態が示されました。これは、やはり子育てしながら働くことが難しいからなのでしょうか? 育児と仕事の両立は、一部のデキる女性だけが乗り越えることの出来る高いハードルなのでしょうか?

いいえ、決してそんなことはありません! ガイド自身の経験だけでなく、数多くの働くママ達と接してきた経験からも、声を大にしてそう言いたいと思います。

出産後に6割の女性が辞める、その理由とは?

厚生労働省が取り纏めた『第1回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況』によると、母親が第一子出産を機に退職した理由は、「育児に専念したいため、自発的にやめた」が40.7%と最も高い結果となりました。
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産後に退職した理由

しかし、ここで注目したいのは、このアンケートは複数回答が可能となっており、全回答を足し合わせると135%を超えていることから、1つ以上の理由を選択した人が少なからずいるという点です。つまり、「育児に専念したいため、自発的にやめた」と答えた人の中にも、併せて「仕事を続けたかったが、両立が難しいのでやめた」などの回答をした人もいたであろうことが読み取れます。

この2つの選択肢はほとんど相反すると言ってもいいにも関わらず、その両方にマルをつけたママ達がいる……でもその気持ち、ガイドは分かるような気がします。そう、まさに冒頭で触れた「やっぱり両立って大変なのかな? 無理だったらどうしよう!」というコメントそのものではないでしょうか?

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