小口投資に向かないETFを上手に活用するには

コストにこだわる賢い投資家がやってるリレー投資って……?

コストにこだわる長期投資家がやってるリレー投資とは

ETFの最大の魅力はなんといっても保有コストの安さ。たとえばTOPIX連動型の場合、一般の投資信託の信託報酬率が安いもので年0.4%程度なのに対して、ETFは年0.1%程度。その差は年0.3%といえども、10年で3%、20年で6%、30年では9%……と保有期間が長くなるほど負担の差は広がります。

「ならば長期で積立するなら一般の投資信託ではなく、ETFでしたい」と思われる人もいるかもしれませんね。しかし、残念ながら多くの金融機関ではETFは積立サービス対象外となっており、一般の投資信託のように自動積立ができないのです。

また、ETFの場合は売買手数料が一律でかかるため、少額の取引だとコストが割高になってしまう難点も(ETFのコストについてはこちらの記事をご参照ください)。ETFは数十万円単位などまとまった金額で購入し、コスト負担率を抑えることが大事といえます。

とはいえ、「やはりまとまったお金での投資は難しい。自分のペースで無理なく積立投資し、なおかつ長期にわたって低コストの恩恵を受けたい……」なんて人も多いはず。そんな人に今回ご紹介するのが「リレー投資」という方法です。

投信積立でつくったお金をETFへ預け替える

「リレー投資」とは、まず一般の投資信託で積立投資しておいて、一定金額がたまったらETFに預け替える方法のこと。たとえば月に3万円ずつ投資信託に積立投資し、1年後、投資額が36万円になったところで投資信託を解約。そのお金で同じような商品性のETFに投資するというやり方です。

ETFの購入手数料の負担をおさえるためには少なくとも30万円以上貯めてからリレー投資を行うこと

※ETFの購入手数料の負担をおさえるためにも、少なくとも30万円以上積み立ててから行うのがコツ


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