5月株式市場の傾向

5月は決算発表が本格化する月で、決算の内容次第で株価が大きく動く銘柄もある月と言えるでしょう。今回は、重要なイベントが行われる5月の相場がどのような傾向があるのかについて、過去の株価データから統計的に検証してみました。

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検証対象:全銘柄
検証期間:1990年3月~2013年4月24日
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・4月末の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
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4月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に、勝率が50%以上で、損益がプラスならば、5月は株価が上がりやすい月となります。反対に、損益がマイナスであるならば、5月は下がりやすい月といえるのではないでしょうか。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

株式市場の傾向(5月)の検証結果

システムトレードの達人

システムトレードの達人

勝率: 45.18 %
勝ち数: 26,918 回
負け数: 32,662 回
引き分け数: 1,247 回

平均損益(円): -122 円  平均損益(率): -0.04 %
平均利益(円): 29,379 円  平均利益(率): 9.79 %
平均損失(円): -24,439 円  平均損失(率): -8.15 %

合計損益(円): -7,417,852 円  合計損益(率): -2,473.58 %
合計利益(円): 790,819,012 円  合計利益(率): 263,610.45 %
合計損失(円): -798,236,864 円  合計損失(率): -266,084.02 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 0.991
平均保持日数: 27.72 日

以上が、株式市場の傾向(5月)の検証結果です。検証結果を見てみると、勝率は45.18%、平均損益はー0.04%となっています。勝率が50%以下であり、1トレードあたりの「平均損益(率)」がー0.04%とマイナスになっていることから、5月は下がりやすい月と言えるでしょう。

5月が下がりやすい傾向の月である要因には、「企業の決算発表で出される通期業績予想が保守的」であることがあげられるでしょう。5月は、3月決算企業の決算発表が本格化する月ですが、日本企業は通期業績予想を保守的に見積もる傾向があります。保守的な業績予想を受けて、失望売りや利益確定売りが出やすく売り優勢の展開になりやすい傾向があるのでしょう。

今回の検証では、5月相場は下がりやすい傾向でした。では、下げやすい傾向がある中で、5月の株式市場で好調な銘柄にはどのような銘柄があるのかを確認してみましょう。

5月好調ランキング

システムトレードの達人

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上記の表は先ほどの検証結果において、勝率の高い銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄から特徴を見ると、「マックスバリュ東北(2655)」「ゼンショーホールディングス(7550)」などの、2月や3月に優待権利確定日がある銘柄との相性が良好なようです。優待が人気の銘柄は、権利確定日後に株価が下落する傾向があります。5月は、優待権利確定による売りが一巡し、再度優待権利獲得を目的とした買いが入りやすい月と言えるでしょう。5月は、是非これらの銘柄に注目してみてはいかがでしょうか。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)
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