高めのレバレッジでポジションを持つ

短期売買を行う場合は、長期保有の場合とは違って、レバレッジを低めに抑える
短期売買ではレバレッジがポイントに

短期売買ではレバレッジがポイントに

必要はありません。もちろん、自分の許容範囲を超えたリスクをわざわざ取りにいく必要はありませんが、短期売買では小さな値動きを捉えてリターンにつなげていくため、ある程度、レバレッジを高めてポジションを持つ必要があります。

たとえば証拠金10万円で、レバレッジを3倍にした場合と、10倍にした場合とで、どのくらい収益に違いが出るのかを比較してみましょう。購入時の為替レートは1ドル=100円で、100円50銭になったところで利益確定をすると仮定します。まずレバレッジ3倍のケース。3000ドルのポジションを持つことになりますから、100円50銭で利益確定した場合の利益は1500円です。

これに対してレバレッジを10倍にした場合は、1万ドルのポジションを持つことになります。したがって、100円50銭で利益確定した場合の利益は5000円になります。
短期売買は、小さな利益を積み重ねるわけですが、それでも1回のトレードで1500円の利益しか得られないというのでは、何とも気が遠くなってしまいます。ですから、短期売買を行う場合には、ある程度、レバレッジを高めてポジションを持つ必要があります。

FXではリスクコントロールが重要

ただし、レバレッジを高めるということは、自分が持っているポジションに対して、相場が逆の動きをした時のリスクも高まることを意味します。レバレッジを10倍、15倍、20倍というように上げていくと、それだけわずかな為替レートの値動きでも、大きな損失が発生し、強制ロスカットに追い込まれることになります。したがって、強制ロスカットされる前に、素早く損切りをする必要があります。

損切りの方法については、すでに説明しているので、ここでは詳しく説明しませんが、基本的には移動平均線などを見て、自分なりの損切りポイントを見極めておくことです。つまり、「このレベルを切ったら、どんどん自分のポジションとは逆の方向に行くだろうな」というように、ある程度の目星を建てておき、実際にその水準に達したら、何も考えずに、素早く損切りをするのです。

この時、「もう少し持っていたら、損失を取り返せるかも知れない」などとは、決して思わないように。そのように魔が差して、ポジションを切れずにいると、不思議なもので、どんどん自分にとって不利な方向に動いていくものです。

短期売買は、レバレッジを高めることによって初めて可能になる取引手法です。したがって、自分が持っているポジションに損失が生じたら、強制ロスカットまではあっという間であるということを、常に心に刻んでおきましょう。損切りにちゅうちょするというのが、短期売買で失敗する最大の要因であることを忘れずに。

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