敷居が高いとは言っても…

どこの不動産会社でも、最初のとっかかりとして基本、無料で査定を行っています。しかし、いくら無料とはいえ、ただでさえとっつきにくい不動産会社に、いきなり自宅や所有不動産の査定を依頼するのはやはり敷居が高いのかもしれません。そんな時に依頼してもらいたいのが、電話で簡易的に査定をしてもらう「簡易査定」です。

電話一本で査定してもらえるのですが、不動産会社に対する不信感と恐怖感からか、名前も用件も伝えずに電話に出るなり、「何丁目何番地の相場を教えて」と、一方的に伝えるだけではいけません。当然不動産会社は、査定する為に必要な細かい情報を聞き出そうとしてきますが、それに対しても、「詳しい場所は教えない」「折り返しはいらない。今この電話で教えて」とあしらうような振る舞いは避けるべきです。

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ハードルは高くとも頼み方があります

いくら不動産会社に問い合わせることに抵抗感があり、なるべく少ない情報でてっとり早く査定してもらいたかったとしても、たったそれだけの情報では相場も何もお答えすることが出来ません。だけどこうした感じの、電話をかけてきてその場で価格を聞こうとする人って意外に多いです。


せっかくなら価値のある簡易査定を

売主がどの程度信憑性のある金額を知りたいかにもよりますが、場所も特定できない情報で提示した査定金額に、果たしてどれだけの価値があると思いますか? 仮にその程度で良いのであれば、わざわざ不動産会社に問い合わせる必要は全くありません。インターネットで路線価を拾えば、なんとくなくの価格は分かりますし、不動産ポータルサイ トで、現在販売中の近隣物件を眺めているだけでもある程度、把握出来るはずです。

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私の事務所付近の路線価



簡単な査定をするにしても、少なくとも場所の特定は必要ですし、調べるために多少の時間は必要です。調べて後ほど折り返し…という流れが一番ベストだと思うのですが、「物件を特定された上に、電話番号も聞かれてしまうのは…」という考え・思いからでしょうか、不動産会社にこうしたパーソナルな情報を伝えることを嫌がる人がとっても多いです。後でどんな強烈な営業を受けてしまうのだろうと、不安に思う人が多いんですね。それはよく分ります。

でも今は昔のような「売らない」と言う人に「売らせる」ような強引な営業をするところはそうないと思うので、あまり心配しなくても良いと思います。

次ページからは具体的な簡易査定の依頼の仕方を見ていきましょう。