相手を許せば自分も楽になる

相手を許し「良好な関係」を再び積み重ねようと思った瞬間、「許した方」、つまりあなたの心も軽くなるものです。さっきまでの痛みは心の片隅に追いやられ、いたみ、苦しみ、重苦しさが消えるのです。しかし同時に心の片隅からは「許していいのか?」「裏切った相手だぞ」「またやるかもしれないぞ」といった声がチクチク聞こえてきます。楽になった自分と許せない自分が心に同居する状態がしばらく続くことになります。

しかし、大切なのは、ここで「やっぱり許せないや……」とシーソー状態にならないことです。一度許すと決めたなら、相手を許し、良好な関係で未来を築くことに徹し、「許すこと」そのものが「自分を癒す」「楽にする」と考え、なんとか視点を未来に向けていきたいものです。

パートナーの裏切りを許す“心のエクササイズ”

さて、ではもっと具体的に「相手を許すための心のエクササイズ」について紹介していきます。以下はさまざまな男女が実際に行った「パートナーの裏切りを許す方法」です。私が過去に実際に活用した方法も含まれています。ぜひお試しいただけましたらと思います。

◆まずは喧嘩にならないように“穏やかに”話す

騒動があった後の会話です。自分が被害者ともなれば、スイッチが入ったとたんに怒りモードな文句が溢れ出てしまうものです。しかしここはしっかりセルフコントロール! 穏やかに、最初から言葉を選んでいつもよりもゆっくり話すようにしましょう。

この“一秒後”から新しい思い出づくりに専念する。

楽しい時間をイメージし、楽しくなるように会話をリードします。明るい声で明るい話題を展開します。最初は少し無理があるかもしれませんが固まった体をほぐして柔らかくするように、楽しい空気を少しずつ作り出してゆきまし ょう。この努力が悩ましい1秒1秒を彼方に追いやり、ただ悩むだけの「人生時間の無駄遣い」から救ってくれます。

一緒の空間に心地よい音楽を流す

音楽は空間を支配します。またそこにいる人間の心の状態をも支配します。そうなれば会話のトーンも変わります。楽しい音楽に導いてもらいながら過ごしましょう。
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