花粉・黄砂・PM2.5

春の大気は危険になってきた

今年の春は、花粉・黄砂・PM2.5というトリプルパンチで、目のかゆみや痛み、充血に悩まされ、眼科を受診された方も多いようです。

眼科医の方々に聞き取りをすると、花粉と、黄砂およびPM2.5のような汚染物質とは多少症状のでかたに違いがあるのではないかという意見もありました。具体的には、花粉では目のかゆみ、目やにの多さが目立ち、充血はそれほどでもないのに対して、黄砂およびPM2.5では、目のかゆみや痛みが強く充血するが、目やには少ない、といった症状です。

そこで、やはり今後は、春には春の、特別な目の健康対策が必要なのではないでしょうか。

特に、目の粘膜にそれらのアレルゲン(抗原)を付着させない、という工夫です。

スギ花粉は、2種類のアレルゲンを持っています。目の粘膜の水分により、スギ花粉の外側のアレルゲンが染み出るものと、内側のアレルゲンが花粉の殻を割って染み出てくるものです。そうすると、体の免疫システムが働き、なやましい症状が発生します。

花粉が、PM2.5や黄砂と混じることによって、アレルギー等の増悪(ぞうあく)作用が強くなるそうなので、花粉対策だけでは物足りない状況なのです。

次のページは、春の目の花粉・黄砂・PM2.5対策について